ローゼン    東京都H様  ピアノクリーニング&修理&消音ユニット取り付け&ネームいれ
ローゼン、かなり古いモデルだ
しかし以外においていた環境が良かったせいもあり、コンディションはそうわるくもないが、年数が結構来ているので
年数の経年変化はややくらっているところあり
響板関係もわれもなく良好、この響板に関してはこの年数のピアノ、大抵割れているケースが多く
修理に手間がかかるところが多い、これはないのでラッキーと思った、金額の上でも割れているものと割れてないもの実に大きいのだ
響板の裏側はこのとおりホコリの山
外装のフィニッシュはカシュウ塗料だ
以外に色ヤケも少なく年数の割には劣化していない、キレイなつやが期待出来そうだ
ペダル鍵穴〜は年数相応のさびですね
弦もややさび発生してはいるがクリーニングできれいになりそうです
鍵盤の下のホコリ
バランスキーピン等もさびて変色しています
ホコリをまず吹き飛ばします
ローゼンのペダル数十年ぶりに光り輝く
ローゼンペダル分解修理作業
弦磨き作業
色が違うのが解るでしょうか
この磨きは手作業の世界
ピアノクリーニングに関しては外装以外はほとんど手作業なんです
ピアノ底板のビスもすべてさび付き新品に交換されます
サーフボードでも当たりはずれがある、
下のボードはまことに乗りにくい板だと。
ピアノ下前パネル
ここの傷が強烈
クリーニングに戻る
下前パネル
ローゼン外装磨き
弦ピンもきれいになりました
ここまで来ると年数を感じさせなくなるところがいいですね
けん盤蓋の汚れクリーニング開始
ヒンジ等をはずしてばらばらにしていきます
新品同様になったけん盤蓋
ローゼンの文字も光る
新品当時の状態に戻る瞬間
本日は遠い所お越しいただきましてありがとうございました
パンめちゃうまいすね〜〜1個みんなでぺろりと食べてしまいました
さすが東京だべ!と米さん絶賛、
フロントキーピン磨きにも力が入り進みました
ローゼンバランスキーピン~フロントキーピン磨き
ハンマー整形作業
NANOKOスペシャルに変身
整調が出来たらサイレンと取り付け準備だね
1個1個ハンマーを取り付けていく
何度も整調を繰り返す、正確に精密にの作業の繰り返しだ
ハンマー整形作業
ブライドrテープの交換
消音ユニット取り付け準備
ストッパーバー加工作業。
鍵盤センサー取り付け
音源BOX
ハンマーストップバー
このバーが手前に動くことにより完全消音状態になる
昔はこんな便利なものはなかった
時代の移り変わりはすごい、家全体を防音工事する必要もなく
24時間がんがん弾きこめる時代になる
防音室ともなると2畳で100万と考えていい
通常は4畳、6畳、8畳と日本の家屋の部屋割り基準だ
かける100万円で概算が出る
それに比べ消音ユニットは家を改造構築しなくとも
105000円で完全消音、音大生は別として
当然こちらの選択が一番賢明なところだろう
ローゼンピアノ完成しました