ヤマハUX   寒川Yさま、ピアノクリーニング&修理
ヤマハUXの初期型です、既に40年までは行かないにしても年数がたってきてはいるが依然として人気が今でも高いモデルだ
デザインは当時奇抜でやや人気はなかったm人気がないというより、値段が高かったことと、通常モデルU3Hと区別が外装でしかつかなかった
UX内容は通常モデルとまったく違う内容を装備されていたため値段が高く、ぱっと見に来た人はU3Hを買ってしまうけいこうにあった
しかしこのUX抜群の耐久性〜作りまですばらしく
今でもなんら故障もせずに愛されているケースも多い
そこらあたりが中古でも人気の高いモデルとなっていて
中古相場でも30万は切らないという機種に位置するのだ
外装〜やや傷があるがそこは年数相応で普通だと考えてよし、クリーニングすればつるつるぴかぴかになるのだ
まずはパネルからの磨きこみのためにパネル類を取り外していきます
弦溝がざくりとついたUXのハンマーヘッド
ピアノパネルを分解していきます
ヒンジのビスも取り去ります、このときにはずしたヒンジのビスは捨ててしまいます
新しいものに交換されます
鍵盤蓋磨き開始
ヤマハの文字も光り始めるとかなりきれいになるのだ
けん盤蓋表奥まる部分
けん盤蓋一番傷が多いところだ
磨けばこのようにきれいになる
鍵盤上面には無数の傷が、つやすらなくなりつつある
鍵盤木口の黄ばみ
ブライドルテープも完全にくたびれて赤いビニール部分はぽろぽろと亀裂が入り破けてしまう
ペダルはこのように変色はしているが磨きをかければ顔も映るように光る
ピアノ線弦関係はさびが発生している
鍵盤木口交換、鍵盤を1本ずつ
治具を使い落としていく
木口を落としたら今度ははりこみだ
フレンジこー^どの交換作業
古いフレンジコードは捨て新しいフレンジコードと交換します
ヤマハのピアノはこのフレンジコードが20年できれ始めるこのコードはポリエステル
で作れば絶対切れないのになぜに今まで絹糸の織込みを使うのか
雑音防止と滑らかしなやかなハンマーの戻りを考慮しての絹糸の仕様だと思う
たんぱく質で出来ているために長年の経過により絹糸が腐り始める
茶色く変色し始めたら後は切れるだけ・・・・
ハンマーの戻りを助ける重要な役割を持つ
アクション分解作業
クリーニングに戻る
はずされたセル系の鍵盤木口
前パネルクリーニング
鍵盤上面には無数の傷が、これをバフで取り去ります
鍵盤木口際ぞり
鍵盤は蛍光灯の下でよく見ると無数の傷が付いているのがよくわかります
普段は気にもならないところですが、よく見るとピアノの中で一番傷が付く箇所
と解ります
アクションフレンジコードとブライドルテープの交換
ハンマー整形作業ベテランの仕事です
削り方ひとつで音色が変わります
つるつるに磨き上げた鍵盤
最近ピアピットでは省エネ、というより実はとか電気代を少なくしよう
、そこでLEDの電球というわけだがその電球自体省エネとはかけ離れた金額であり
1個数千円といわれたらなかなか買えないのだ
もう少し安くならないと90個の電球は変えられない4000円としても90個360000円なり
・・・・・しばらく通常の電気代のほうが安そうだ、1個4~5000円の電球なんて買えないス〜〜〜
磨き前のチューニングピン〜弦
弦にもさびが発生
駒ピン周辺部、ここはアクションに隠れて見えないところだ
ピアノはこの駒を使い弦の振動を響板に伝えるのだ、
クリーニング中のUXの弦~ピン部分
ここからヤマハUXの外装磨き、
これを磨いたらナベサンは浜松出張〜〜
UXのペダル窓クロスは完全に押しつぶされ
ペタンコになってっています
ピアノ本体を寝かします、底板はずす準備
底板のビスは大抵さびていますね
ピアノ底板分解作業
ピアノペダル磨き
ペダル窓クロス交換
ピン弦磨き最終仕上げ
半分だけ磨いた巻き線
ペダル装着
鍵盤も入り整調準備
ハンマーのハシリねじれ調整
鍵盤押さえのクリーニング
鍵穴周辺のクリーニング
キーピン磨き
ヤマハUX整調作業開始
UXの調律
ヒンジも磨きこまれ塗装されました
ヤマハUXパネルが組み上げられいよいよ最終仕上げに突入
音がキンキンしすぎ
整音作業