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ヤマハG5 ピアノクリーニングと修理もろもろ    M様
吉祥寺より入荷しました、早々にクリーニング開始、さびは結構付いています
しかし致命的な音のクサリはなく直せば元のような音色によみがえるでしょう
傷等は年数相応かとおもわれます、ピアノ外装もしっかりクリーニングを施せば新品時のような輝きは戻ると思います
けん盤蓋〜大屋根当傷が目立ちます ヒンジ等錆びてはいますがそれでもまだ綺麗なほうです
緑青バリバリで蓋も開かないというケースも多々あるんです
蝋燭台ここはいろんな物を載せるので一番GPでは傷が付くところですね
何かと載せやすい位置にあるものでつい何でも載せてしまうのです
錆びたアグラフ〜弦錆び関係
この時点で音色は確実に落ちています、まったくはりのない音となっていますね
18日使うましっかりと直したいものですね
アリコートあたりも汚くよごれてしまっています
音を響板に伝える駒この部分も
汚れてきています
大屋根と本体を繋ぐヒンジもはずされ磨き待ちます
ざっくりとついた弦溝この溝が深ければ深いほど音のツマリ、音抜けが極端に悪くなります
鍵盤にバランスキーピンが見えます、このキーピンも錆び始めるとタッチ感触に影響します
大屋ね突き上げ棒根元のヒンジビスも1本折れています
ヤマハG5ピアノクリーニング 開始
まずはダンパーを全て取り外していきます
弦さびを出来るだけ綺麗に取るべく細かいところはちまちまの極限の世界に
鳴る響くところなために錆びは大敵なのだ
磨き前のバス弦
ヒッチピンも綺麗に磨きます
バス弦も磨き終了
ピン磨き
細部にわたりみんな一生懸命です
しんせんも磨き終了
チューニングピン磨き
アリコートも磨きます
クリーニングに戻る
チューニングピンに付いたさびを削除していきます
細部には機械などの治具が入らない、結局人海戦術の世界だ
GP屋根を止める支えるヒンジ
ダンパーのガイドホルダーも取り外します
カビしみが付いてしまっているので綺麗にクリーニングします
グランドピン弦の下のフレーム部分この汚れを取るのはこれまた大変
クリーニング完了
ハンマー整形、整形基準は最高音部に残るフェルトの厚さ、真ん中低音はフェルト層は分厚く
2〜3回ファイリングは可能な範囲なのだが。最高音部は1度のファイリングでしか対応できないぐらいウッドとフェルトの厚みが接近している。
フレンジスクリューも磨きます
アクションがおろされたヤマハG5
ピアノ後ろの足台ねもとの塗装に割れ発生、
ヤマハG5Eの外装磨き
外装はポリなので思い切りバフを当てることが出来るのもヤマハならではのことだ
肉厚の塗装はそうかんたんには下地を出さない。
大屋根を支えるヒンジ
磨き終了なのかナゼカ空にかざす意味がわからない
屋根前部分を磨くナベサン絶好調
茶色のラ員が惹かれたような後は
ここは鍵穴のパネルが着く場所
部品を全てばらばらにして磨くのが一番綺麗に仕上がる
グランド譜面台の磨き
譜面台の汚れと傷
G5けん盤蓋の磨き作業
鍵盤下はほこりがたまっています
鍵盤バフがけときわぞり
鍵盤側面に落書き
大屋根の磨きこみ天気がいいので外で作業
鍵盤バランスホール調整かなりかちかちになってしまっている
ヒンジ磨きこみ作業
ダンパーヘッドの磨き
ダンパー取り付け作業
大屋根ヒンジ取り付け
大屋根取り付け
ダンパー調整
相当音は下がっているので下律からはじめる
G5のペダルボックス分解作業
2本ペダルだが今ではこれを3本ペダルに改造も出来るので覚えておくと便利です
内部はこのように綺麗になりました
ペダルを取り外して磨いていきます
整調開始
譜面台もぴかぴかに変身
右側がピアピット左側に見える倉庫の中に2号工房が出来ます
運送ヤマハG5E吉祥寺3F〜ピアピット34000円
          ピアピット〜長野県上伊那60000円
 ピアノクリーニングG5E 100000円
 アクション総合調整取り直し30000円
 GP調律25000円
合計249000円
納品後の調整調律含みます