渋谷区Eさま。ヤマハU3E 外装色塗り替え
黒いピアノを木目調に変身
ベースピアノはヤマハU3E、この年代のピアノは上の黒い塗装を落とすと下から綺麗な木目が現れることが多い
これ以降のピアノにはそれが期待できない、
U3E上塗りはラッカーだ、これを落とすのにはアセトンを使用
塗装を落とすのには猛烈なにおいとの戦いだ
換気扇を十分に回さないとシンナーチユー毒となる
ある程度落としたところで今度はその下のサーフェーサーが出てくる、これはアセトンでは落ちないm。ここからは削りが勝負だ
まずサンダーで下地生地の木目を確認する
削り作業、この作業は一番気を使うところ
綺麗な木目が出てくれればうれしいと願うだけ
予想したとおりきれいな木目が現れました
元の黒いヤマハU3Eのピアノ
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下前パネルの塗装はがし
上前パネルの塗装はがし
前パネルへそ部分があり綺麗な木目が現れました
かわいらしいETが現れました〜〜
へそ部分ちっちゃな笑い顔がなんとも。待ってましたとばかりニコニコ
これにはピアピットの連中も笑顔
色付けの段階でもう一度ご連絡させていただきますね
ナベサンも出てきたときに大笑い
解けたラッカー
てにつくとなかなか取れない
アールの部分はアールに沿ってペーパーを当てます
ナベサンが造ったLEDライト3年前整作
木工加工はナベサンしか出来ない
案外器用だけど飽きるとご覧のとおり
知らないうちにいなくなる
そうなんです、なんでもヤリッパ!なんです
いったいどこへ消えたかナベサン
なかなかええ木目じゃ〜〜
今まで剥いたピアノで3本の指に入るような綺麗な木目を持つな
とナベサンしきり
せっかく本体が綺麗なのにペダル~ヒンジ系がくすんでいては絵にならない
ペダル分解作業も施し快適なペダリングを楽しもう
パーツを分解し始める
完全なカスタマイズ作業
このように上の黒をハクレばどんなピアノも木目が出るというわけではない
30年前のピアノは既に木目はキタイできない、素材もまったく違う別物になっているからだ。45年ぐらい前のピアノまたはそれ以前のピアノということになる
木材もふんだんにあった時代、綺麗な木目だけを取れ!あとは捨てる、といった
まあ今の時代でやると環境云々言われる事間違いなし
そんなピアノもリニューアルすれば新品の様に使えるわけでそれを考えたら
環境にやさしい事をしているのかもしれないが、塗装はとても体の環境にはやさしくもない、有毒なシンナーを毎日吸い続けるピアピット
まあ結構そのにおいは嫌いではないので嫌気しない所が問題だ
いい木目が綺麗に浮き出る、
渋くグラディーションがかかるU3E  木目を殺すことなくさりげなく
渋さが貴重なポイントだ、
今はばらばらに見えるが色が入れば完成も近い
後は組み上げるだけとなる、
色見はフクチャンの色見常にやったことがない色を取り入れるのがフクチャンのやり方だ
きじ目を綺麗に整える
消音は2時間で取り付きますのでよろしくお願い致します
しょうゆサンバースト、
薄口らしい。
ヤマハU3E木目カスタムペイント
ヤマハU3E腕木接着
ヤマハU3E棚板取り付け
さび付いたキャスターも錆びを落とし装着
ペダル窓クロス等も張り替え終了
筬部分の取り付け
弦ピン磨き
あまりにも錆びてよろしくないので磨きます
クリーニングされた弦とピン
形となったヤマハU3E
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とにかく木目が綺麗なところはすばらしい
けん盤蓋、やはりメインの箇所、天気のいい日を狙わないと発色は変わる
湿度が高いとさめ肌のような感じになってしまうのと色の発色が同じ塗料を使ってもかわるのだ
塗装は正確な基礎作業と湿度温度を管理しながら作業を進めないといけない
ヨーロピアンな香りはなくジャパンデザイン、しょうゆサンバースト、サバカレーモデル
まことに絶妙も色具合の出し方は脱帽だ
ヨーロピアンな感じはやめて、と伝えてあった、見事やわらか〜〜い色合いは嫌気も毒々しさもない
程よいブレンドのGUNさばきはすごいと思う
木目を確実に生かす塗装
かるーく木目を描いてあります
にっぽんのぴあの!!!
消音ユニットの取り付け作業
鍵盤センサー取り付け
消音ユニット音源ボックスの取り付け
ペダルセンサーの取り付け
消音ストップバーの取り付け