ヤマハNoU2   埼玉南区H様  ピアノクリーニング&修理
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ヤマハNOU2入荷しました、かなり古さを感じさせる状態ですね
弦ピンは真ん中部分何かをこぼしたのか大きくさび付いてしまっています
外装は側面部に溶けた跡あり、今現在の状態を一言で言えばクタクタの状態ですね
もう一度ピアノをよみがえらせるべくピアピット一丸となり作業当たらせていただきます
外装状態はナベサン把握〜〜じっと見るなり、何かとけてるんよ〜〜
けん盤関係は少し虫食いありホコリとスラッジで真っ黒な状態です
ブライドルテープもはずそうとすると千切れてしまいます
弦何か水のようなものが伝ったのか。中央部分さび付いています
その真下に位置するペダル真っ赤にさび付いてしまっていますね
分解してからじゃないとどうなっているのかは分からないので追ってお知らせいたします
ピアノクリーニング何とかセーフ〜もう少しほおって置かれていたらOHでしか道はなくなっていたかも。
まずは天日ほし、風通りのいいところでパネルをばらして風を入れます、少しでも換気のいいところ
で湿気を飛ばします、今は絶好の晴天日和に恵まれピアノもしっかり湿気が飛びますね
アクション関係
スティックもありいい状態でありとはいえません
フレンジコードは完全に切れまくっています
このコードが切れ始めると連打ができなくなります
まずはフレンジコード〜ブライドル関係の修理からか始めたいとおもいます
すでに切れまくっているフレンジコード
けん盤下はこのようにホコリがたまっています
けん盤上面に付いた傷をバフにより綺麗に落としますけん盤上面はかなり傷が付くところです
アクションハンマーアッセンブリを取り外していきます
取り外したらブライドルテープをはずしていきます
ブライドルテープの交換作業 
けん盤木口交換
新品のけん盤木口と取り外した古いけん盤木口
ブライドルテープ長さあわせカット
黒けん盤かけあり
ピアピットにある黒けん盤新品と交換
こういうのはいくらでもあるので無料
相当に赤錆が付いている弦
ピン弦磨きクリーニング作業
できるだけ錆を落とし元の状態へもどします
アクションスラッジを飛ばします
張り込んだけん盤木口の飛び出た部分のカット削り込み
張り替えられたフレンジコード類これでまた数十年は大丈夫
張り替えられたブライドルテープこれで数十年は大丈夫
2号工房もやっと半ばにちょっぴりさしかかった
ハンマー整形ファイリング作業
この作業はハンマーの剥き方ひとつで音色が大きく変化するところだ
初心者が剥くとモコモコになるうまいベテランが剥くと音にハリが出るようになる
各部フレンジスクリューの締め込み作業、
外装の磨き作業やるわナベサン〜
いい加減建物大工ばかりでは飽きはじめてきている
けん盤下のホコリをすべて吹き飛ばす
本体側面〜屋根にかけてまったく曇ってしまっているのとたくさん傷が付いています
バフがけも慎重に塗装膜はラッカーなために薄いのだ
つやは出た!屋根関係はぴかぴかになり始めました
腕木も綺麗にクリーニング
ナベサンが作る2号工房
少し少しでき始めている 階段も取り付き!とオモイきや 階段が足りない
下についていない!!! ナベサン測量ミス、怖い階段ができた
ピアノ本体底板をはずします
底板には雨漏りのしみ跡がくっきりペダル軸は真っ赤にさび付いています
底板を取り付けているビスはさび付きおれまくり
錆はかなり進んでいるようだ
ペダルを磨く
金ブラシで錆を徹底的に削除、そのあとしっかり錆止めを塗る
光り輝くNO2のペダル
真ん中ペダル裏側につくスキンも磨り減りすでに形はない・
ピアピット2号工房簡易的に電気をつけたお祭り会場のようになってしまった
ピアノペダル分解作業
磨きまえのペダルですね
げんの錆とり作業
真ん中ペダル裏側の磨り減ったスキンの交換
調律師の業界でもいよいよ今年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
さびたバランスキーピンとフロントキーピンの磨き作業
根気よく丸一日掛けて磨いていきます
磨かれたバランスキーピンとフロントキーピン
細かい整調とハンマースティック直し作業
整調開始
U2のヒンジ磨いたあと必ず塗装
古いマフラーフェルトも交換します
外装ケースパネルの磨き作業
けん盤蓋表、そうとうな傷の嵐、やはりどのピアノも同じように傷が多い
ケースはケースなので仕方ないですな
けん盤蓋内側の傷
ナベサン磨きに奮闘
かなりいい感じに仕上がり中
ピカピカでGOOD
間違いなく生まれ変わったU2 最初どうなるかと思いましたね
ご自分でお確かめくださいませ、よく鳴ります