ヤマハW102 ピアノクリーニング修理 塗装劣化状態   足立区S様
館林市から入荷しました
おおっ色やけもないいいじゃん・・・・と思いきやよく見ると外装が溶けている部分あり
向かって左側の腕木側面傷
譜面台唇部分も塗装の劣化により溶けています
溶けている唇部分
鍵穴周辺も角が溶けています、ペダル等は年数相応で磨けばぴかぴかになります
腕木の溶け方が特にひどく
ひび割れのようになっています
下前パネルは椅子のビニール部分がくっつきピアノ本体の塗装を犯しています完全に塗装が剥がれ落ちてしまっています
けん盤ふた手前一枚目が何故か傷と溶けが加わりグジグジになっています
奥まる2枚目のふたは大丈夫なんですが
けん盤ふた手前トップ部分つきいたがはがれかかっています
うち傷ありトップ部分
両方の腕木塗装の劣化
中身に限ってはごく普通の102ですね、年数相応かと、
ピアノ裏側のホコリ
けん盤上面に着いたホコリ
ブライドルテープ、軽く引っ張るだけで千切れてしまいます
ピアノ本体サイドにたまったホコリ
ハンマートップも弦溝がくっきりついています
中身はごく普通の状態で交換するところは交換すれば完全によみがえりますね
ややさびが発生している弦
何だろうこれ、何かたらしたかのような
汚れ????
福多くんが見つけた汚れ
なんだろか????
かぎです
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お見積もり金額
ピアノクリーニング65000円
フレンジコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
けん盤木口交換15000円
調律20000円(狂い大)
センターピン交換(部分)4000円
運送16000円+14000円
*塗装40000〜48000円(うち傷等の補修塗装)


*消音ユニット105000円
*ピアノストップ10000円

以上納品後の調整調律含まれます
消音およびピアノストップの件はご希望であればご連絡くださいませ。
アクション運動がかなり悪くなっています
つかってなかったせいもあり、センターピン交換と整調にて軽快なレスポンス取り戻せます
製造番号
ピアノ本体の隅にたまるほこり、ホコリは湿気を呼ぶのでピアノにとっては大敵
弦〜ピンのクリーニング
駒ピン付近にたまるホコリ、
ピアノ本体を寝かして底板をはずします
はずされたW102の底板ホコリによりしみができてしまっていますペダル分解修理作業
磨きがかかったペダルと磨き前のペダル
ペダル下位置にあるクッションクロスも完全にへたり
 これも新品に貼りかえます
ペダル修理クリーニング完了
底板等のビスも新品に交換されます
けん盤バフガケ作業
弦ピンクリーニング終了
けん盤木口交換作業
ペダル完成ふみ心地はやわらかさが戻ります
木口カット
ブルー保護シートが付いたけん盤器木口交換
木口の整形作業
ヤマハUPに限って経年変化で交換しなければならない部品が出てくるわけですが
こら変中心が30年選手で多いところだ
これから先30年には今度はハンマー〜など弦などと交換しなければならないところが出てくるが、それもまだ30年先と考えてよい、もちろん使用頻度によって大きく異なる
クラシカルな楽器がゆえに消耗するところは多い

これからのユーザーは自分のピアノの部品の値段を知らなければならない
これを頭に入れておくと楽しくピアノが思い切り楽しめるのだ
フレンジコードの交換作業
フレンジコード〜ブライドルテープはハンマーの戻りを助ける重要な役目を果たします
このコードが切れると連打ができなくなり、演奏に大きく影響してしまいます
ヤマハのピアノUPすべてこの年数が経過してくると切れ始めます
ブライドルテープの交換作業
けん盤上面部ウッド部分のさんでぃんぐ
音には影響ないところなのだがきれいなほうがいいに決まっている
サンディング後のナンバリングも新品に打ち変えます
ハンマー整形、この分野はなべさんの絶妙なファイリングは定評高い
このハンマーのむきかたいかんで音色は大きく変化します
素人が剥くとピアノとして使えなくなるくらい重要な修理ポイントですね
きれいに均等に剥く
打弦点はとても重要で常に意識しながら剥くのです
まあなべさんのファイリングは格段にうまい
が・・・たまにやり散らかすのでピアピットの女衆に注意されている
最後までやれと、よく言われていますね、
気分が乗らないとすぐにやめてしまうのもなべさん
けん盤バランスホールの調整
この部分が硬くなるとタッチの感触に影響します
整調作業開始 ピアノのタッチ〜細かい絶妙なレスポンスはここから作り出されます
なべさんが大胆にもドアをくりぬき始めた
バリバリバリ〜〜〜〜
なんとど真ん中をくりぬく
お金持ちの方からいただいたステンドグラスをつけよう
弱音マフラーの張替え
本当は天井の照明につけるシェード明り取りに利用します
なんとも器用ななべさんでした
消音ユニット取り付け作業
ハンマーのストップレール消音バー取り付け
マジックスター
ピアピットもわずかながらみんなでお金を出し合い物資を被災地に送ろう運動が発足
たりない物資を義援団体に問い合わせ足りないものを買って送りたい
これは継続が大切なんですね。
消音ユニット鍵盤センサーの取り付け
音源ボックスの取り付け
消音用の整調作業
アクションの動きが悪くなったときにフレンジごと交換、1台分6000円
ヤマハ、カワイ用
レスロー弦、ドイツ製、今は国産と輸入弦もそうは値段は変わらない
ちなみに500グラム2000円前後 ピアピットでは2キロ分大量に輸入しているので
もっと安いはずだ
ダンパーフェルト平1本100円
ハンマーヘッド15000〜30000円
いろいろ種類が豊富
黒檀鍵盤21000円(1台分)
バット系アッセンブリ1台分88個18000〜25000円
鍵盤木口部分1台分1500円
鍵盤押さえフェルト300円
鍵盤アイボリー鍵盤真っ白ではなくややクリームっぽい色
また人気急上昇だ 3200円(1台分)
ヤマハ用ダンパーフェルト、GP用とUP用 1本800円
各メーカー穴の位置が違うのでヤマハならそれようにあり
河合ならそれようにある。
ヒンジこのようなヒンジは磨くのではなく交換してしまいます
磨く手間を考えたら新品に交換したほうが早い
いくつか入って1050円なり1個190円です
まだまだ5000パーツあるので書ききれないが、意外に安いんだ、ということが解っていただけたでしょうか。
いかに正確に精密に組み上げること、そこに料金が発生するわけで、へたにつけても美味くつけても10000円ですといわれたら
払うしかありません。用はどれだけの技量で正確に綺麗に取り付けられるかということでしょうかね、
アクチョンバット部アッセンブリ88個20000円前後
4,5のクロス500円前後
ヤマハピアノ用フレンジコード、
よくクリーニングページで交換しているやつです。
4〜5台分で600円
ヤマハゴムボタン800円
ゴムボタン10個いりで350円
3ミリフェルト350円
ヤマハ用鍵盤木口1台分1800円
ブライドルテープ、ハンマーバックチェックについていてハンマーの戻りを助ける役目一台分1500円
ピアノバランスキーピン1台分88本1200円
レンナー製ブッシングクロス  巻き10メートル6000円
カシミヤのGOODなクロスだ、国産は目茶安いがケバだってダメ
カワイ用アクリル鍵盤、一台分2500円     鍵盤手前の長さが52ミリがヤマハ、50ミリがカワイというように鍵盤が出来ている
それを一枚一枚貼っていくのだが、結構手間なのだ、綺麗に貼るそして鍵盤を本体にもどす、だけではなく削り込み作業が一番大変なのだ、
一台分交換で25000円〜50000円と大きく店により異なる
意外に安いピアノのパーツ、
ピアノの修理は高い!しかしパーツはものすごく安い、一般の人にはわからない
知るよしもない。ここで紹介しよう、実は凄く安いのだ、
ほとんど工賃か、技術料ということを知っておこう
いつかオーバーホールをするときに参考にもなるのでぜひ覚えておいてください
2階を作り始めるなべさん
いよいよ外装の補修作業開始
けん盤ふたヤマハのロゴも光り始めました
へこみはげはパテ埋めからのさぎょう
古い塗装を落とす作業
完璧な治しで定評あるふくちゃん、オーダー量は300%超えている受注〜〜オーディオマニアにどえらい信頼を作ってきたが
オーディオ関係は暇なときしか受け付けてくれない
なべさんも昨年からギターの塗装を頼んでいるが、いまだやってくれない