フリッツクーラーピアノ38号 ピアノクリーニング修理 藤沢市M様

本体を磨くナベサン

みがきは木村君とナベサン いつも奪い合いになる
なぜか!!? これ以外にきたなければきたないほど燃えるところにあり
綺麗になるとこれまたとてもストレスが取れるらしい

茨城から運び込まれて2日たち分解作業です フリッツクーラーピアノ 意外と多いモデルでピアピットでも今まで相当数直している
各ピアノの特徴故障と言うのがほぼ同じなのだ これは兄弟ならではのところかもしれない
このピアノは黒 これが木目だと外装に割れが生じるケースが多い 故障はダンパーレバー系〜のクロスに穴が開くという症状と
ハンマースティック系が一番多いところでもある
それらも含め外装中身の錆まできれいに新品同様に仕上げたい

10月18日(金)BS日テレ「キズナ」
よみがえるピアノでピアピット再放送〜〜だそうです。奮闘する海ちゃん頑張るオーバーホール
是非見てくださいませ〜〜〜〜

お知らせ

発表会の打ち上げお惣菜だけの打ち上げ

大工仕事だあああ!!いよっ職人!!てか

整調する稲葉君の後ろでなんとピアニストの伊藤さんがじ〜〜〜とみている
ド緊張する稲葉君 プロのピアニストの前で整調することで成長するかも・・・・・・・いや〜〜〜きんちょうするわやっぱ

ぴあの音上げ3回目 いい音に変身し始めた 整調はまだこれから

ベヒシュタイン!!このピアノの音色は絶対に聞いておくべきだ
ドビッシーが晩年愛していたピアノだ

ナベサン音色チェック 硬化剤をうまく利用した整音作業 硬化剤は各自調律師は自ら作る
調合して自分の使いやすいハンマー硬化剤として持ち歩くのだ
ここは絶妙な音色変更があるところなので何度も顔を出すナベサン

元々鳴らないピアノを何とかならすようにするこれこそ調律師の世界
稲葉君音の変化に耳を傾ける

音だし ナベサン音色がどうしても気に入らない モコモコして音輪郭がぼけているのが気持ち悪いらしい
モットタイト感ある音色に変更する!!とナベサン 太い音はナベサンは好きなのだけれども太いと柔らかすぎとは意味違うもの
音色に関してはナベサンが作る   その前に稲葉君がハンマー走りねじれからの作業に入る

キーピン関係の磨き作業

鍵盤蓋表が少し深い傷あり でもこのぐらい綺麗になればOK
これ以上傷を取ろうとして追い込むと下地が出てしまうのだ

ピアノペダル磨き作業

ピアノペダル部分分解作業 まずはスラッジ埃等吹き飛ばします

外装には無数の傷 でもこれ普通これらの傷もきれいにクリーニングすることによってよみがえります
みがきはたぶんナベサンだと思う

外装パネル磨き作業  けん盤蓋奥丸部分

音色もブリリアント感が加わりきれいな音に戻りました
こういうピアノは何度でも再生可能なので安心し使っていただきたい

ヒンンジは塗装されて取り付けられます

整調作業の極みの世界

ピアノは鍵盤を10ミリ押し下げることでハンマーは46ミリ飛び出して音が出るという仕組みだ

その間運動が伝わる間に障害スティック等があるとすぐさま
タッチ感触と音色に現れる
それでは深さを9ミリするとどうか 人間たった1ミリの世界だけれども指先では神経が集中しているところもあり相当に浅く感じられる、運動量は減るために感触は軽くなるような錯覚を覚える
じゃあそれでいいのか、こっれ個体差もあるがそのピアノにとって
大きく発音を左右することになる

調律師はその状態を見抜いて一番運動量がロスなく伝えるところにアクションを調整していくのが基本だ
やはりなれと感覚と耳で聴き分けるところの作業
そのぐらいチューニングするという緻密な作業を88キーとりおこなうところに醍醐味が生まれてくる。
ピアノは音が出ればそれでいいわけではない
手を加えることにより最高の音色に変わるのだ
各メーカーにより音色等の個性はあるもののそれをいかに最大限に
いいところまで持ってくるかは調律師しかできない技だ

ハンマーねじれ入りを取ったあとスティックの修理
ハンマーを揃えたら整調作業準備

調律師の業界でもいよいよ昨年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

ピアノ調律師の世界も国家資格になる

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
ブライドルテープ交換18000円
ハンマースティック修理15000円
ダンパーレバークロス交換10000円
バランスキーピン交換8000円
アクション総合調整22000円
調律15000円
運送15000円+15000円=30000円
税込納品時の調整調律含まれます

キーピン環境を整えてから鍵盤を入れていきます

新品時と同じような鍵盤

このピンが大錆ているところあり その部分は交換します

バランスキーピンフロントキーピン磨き

鍵盤蓋表部分一番傷がつくところ
艶もなくなっています

ピアノ下前パネルのクリーニング作業

低気圧の影響で土砂降りピアピット

ピカピカになった鍵盤蓋内側艶もよみがえる

鍵盤蓋内側部分細かい傷と汚れ

ピアノ裏側も綺麗にクリーニング

チューニングピン関係クリーニング終了〜〜〜〜す

裏側に共鳴板の柾目に対して垂直に響棒が走る
音をまんべんなく全体に振動させる棒なのだ

ペダル装着

ペダル窓クロスも交換磨き

弦ピン磨き作業 磨くは手作業の世界だ

表面につく爪傷

手で磨きこむ 

鍵盤系のクリーニング

アクション組み上げ態勢に入る 後はアクションを本体につけてから修理調整となる

さび付く弦関係  ぶつぶつとさびる これが進むと断線の原因になるのだ

鍵盤

ピアノ本体を寝かして底板を取り外します ビスは全てさび付いている

さび付いているスプーン

鍵盤側面についた指垢等をきれいにサンディング

部品レバーを外さないと見えないところだ

ダンパーレバークロスの交換作業
このクロスは大切なところだ 交換とスプーンの頭の錆を削除する

ハンマー整形ファイリング 深くついた弦溝ときれいに取り除いてハンマー張力を均等に保つ作業

ピアノ本体はフルサイズモデルだ足は猫足一番人気のピアノです
フリッツクーラー今でも相当数所有している方が多いはず しかしどれもみな同じ年数が経っているのも同じだ
環境により中身の変化使われかたによっても大きく違うところにある

一度表に出して埃などを吹き飛ばします

弦ピン関係の磨き作業

ぺだるを分解していきます

鍵盤表面いついた爪傷当汚れ削除〜〜バフがけできれいにクリーニングします

ダンパーレバー部取り外し

磨きまくるナベサン 癒し系の作業だがすげーよごれるところにあり女子は不可
頭からよごれる!シャンプーも最初泡立たないくらいスラッジがこびりつく

ブライドルテープの交換

磨きこまれた天屋根

光る鍵穴 光る腕木 朝からナベサン奮闘だ〜〜
ナベサンインスリンが効いてるぜ!!と絶好調だ ・・・・・・ちなみにナベサン糖尿病す

ここは一般家庭でもまず掃除はできない
と言うよりピアノを動かすことはできない

ピアノ裏側は埃がたまる

外装本体磨き ナベサン 腕木等傷がたくさんついている

アクション修理

レバーに穴が開いてしまっている ウィッペンヒール部分につくスプーンと言う部品の頭がさびてレバークロスをどんどんすり減らす
この時の演奏上の支障はたまに音がスコッと抜けてしまう ひどくなると音が出なくなる

けん盤下は埃がたまるがこれが意外に少ないGOODだ

アクション分解作業 ハンマー系を取り外していきます

パネル当分解始まりました
 

分解前のチェック点検 虫食い等のチェック 使われ方のチェック 錆等のチェックハンマーアクションも要チェックだ
恐ろしいほどの錆はないので安心

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ぴあの上からのアングル

これから細部にまでわたり分解しチェック修理してお戻しいたします
 HP上で載せますのでたま〜〜に見て覗いていてくださいませ
ドンピカのフリッツクーラーに仕上げます  音色は今は全然行けてません 改善します