ジョンブロードウッド 横浜T様ピアノクリーニング内部調整メンテナンス

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これはまたすごい物が入ってきました ジョンブロードウッド 相当古いモデルです1800年代の物
フレームがないところがすごいのチェンバロから〜ピアノに移行した時のようなもの、 ピアノになったばかりのころの物

錆びているキーピン

触るのにも怖いぞ

お見積金額
ハンマー整形20000円
錆びとり関係27000円
釣金調整15000円
鍵盤バフがけ10000円
鍵盤ホール調整8000円
からくり再調整15000円
アクション総合調整22000円
調律30000円
運送15000円+25000円=40000円
税込納品時の調律含まれます

ピッチが一気にあげられない
危ない怖い じわじわあげていくしかないが
436HZ以上はムリムリ  壊れるぞ〜〜〜

支柱も図太い物がどんと入っている手のこんだつくりになっている

保存に当たりこれからの季節加湿器は欠かせないところにある

まさに貴重な逸品でしょう ビンテージ、 これを持ってること自体奇跡と言うべきでしょう コンディションは最高〜
と言ってもそら動かないところ多々あり それと中身はOHされているどのぐらい前かわからないが外装もきっちりと修理されているのだ

駒ピンあたり抜け始めているそこで雑音が出ているのだ
なんとか割れてはいないので打ち直し成功

どんな人が買ってどんな人が使っていたのだろうか??

ツリカゴ式アクション
巻線の巻口の始まりがさまざま
巻線磨きビフォー                         アフター
上前板と鍵盤蓋が一体型
くっついていて外れないスタイル

実にナイーブな構造を持つこのピアノ さて張力的に持つのだろうか心配なところもある 当時はこれで使っていたということなので

この鍵盤
ロストモーションを調節できないのかと思いきや!
キャプスタンボタンが
こんなところに隠れていました
めくれます
象牙
木製ぺだる
鉄骨の部分はここだけ
これもまた非常に変わったピラミッド形のヒッチピンの並び方
真ん丸いかわったハンマーヘッド
二重に巻いてあるように見える
鍵は錆もなくあきます   斜めに飛び出るのはあまり見ない形
割れている口棒

まるで鉄骨がないところがすごい

このワイアー実に不思議なループがけだ

蜀台が残っていればもう何もいう事ないが残念 

これを日本国内で見つけた!!ところがすごい

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通常のピアノの3分の一ぐらいのかわいい音量を持つ
私たちは現代のピアノに慣れ親しんでいるために音が小さい、と感じるがチェンバロ同様に考えなくてはならない、これでいいのだ、と

芸術と言ってもいいくらいのこの足  たとえ音が出なくてもこれはほしいですな、

最後に調律です基準ピッチはかなり低いですね
チューニングピン磨き
垂直に張られる弦