ピアノクリーニング 江戸川区O様YUS

ピアピットHPへ

連日の整調作業

最近肩こりがひどくたま〜〜にしろいにあるりらく2980円(1時間)に行っている
何とも気持ちよくほぐれる肩こり〜〜最近のナベサンの楽しみらしい。
今ぜんこくにチェーン店としてあるのでポイントをためている、いっぱいになると500円サービス
そんなこんなのピアピット。

一番困った子供からの質問は。どうして川に水が途切れることなく昔から海に流れているのにしょっぱさはうすまらないのか?
とナベサンが聞かれた・・・ナベサンの答えはこうだあまりにも情けない返答していた。「おお〜〜昔よりしょっぱくなくなったぜ!」さすがに
困った挙句言い放った言葉だった。  帰ってきてみんなからなんてことを言うんだと言われていた
塩加減はさっぱりわからん〜〜

ピアピットハナチャン3歳

ピアピット ナベサンが始めた工房だ
30年前になるがパソコンもなく何もないところから始まる、調律に行っていたお客様だけの修理工房だった
当時仕事はなく、好きなサーフィン ギターどんだけでも練習できたぐらい時間と暇だけはあったらしい
しばらくしてからこれからはコンピューターの時代、ドメインとかいうやつをとらないといけないとか言われ
ピアピットドットコム、をパソコンが普及する前から取った。・・・・・・・・20万ぐらいかかったような気がする
ドメインをとったはいいが、肝心のパソコンがない!!ことを数年たって思い出した。・・・・意味わからん
と言うことでパソコンを買いに行ったがさてなにをしたらいいのかわからず、最初に覚えたのは
絵を描くことだった、毎日ひたすらパソコンで絵を描いた、しばらくしてなんとやっとメールアドレスを作った
それが今のメールアドレスだ、何とも古いアドレスらしい。初期型アドレスと言われることしばしば
最近だいくつものメールアドレス作れるんだよと聞いたのは、がしかし今でも1個だけの何変わらないアドレスを使い続けている。 HPはここ数年初めて作った、その間ピアノの修理ギターイジリ オーディオ直し
好きなことばかりやっていた初期ナベサンとフクチャン。よく食えてたものだと今でも自ら不思議がるナベサン
私はのちの十数年後にはいったのだが。当時行き当たりばったりの会社だったそのうち治るのかと思いきや
今でもなんと行き当たりばったりの会社を貫き通しているのには驚くばかりで
人柄だけのかりそめなバランスを保ちながら30年も続いている会社に驚く始末。
売上は上がるが実入りがさっぱりで30年、ほんと笑える会社と言うか笑うしかない会社なのだ

それでも好きな仕事をし続ける皆の衆これは無敵なのだ
収入がなくても手はうごくせっせと働く、これ無敵・・・・・他企業がまねできない会社だ
不思議に社員が増える不思議と食べていっている、これぞ現代のミステリー・・・・と言うとかっこいいが
しょうがないじゃん・・これしかないんだから精神でも誰も文句は言わないやめもしないところがミステリー

弦もチューニングピンもピカピカに変身だ

鍵盤黒鍵盤のバフがけ

細かいところをさらに細かく弦磨き

ヤマハYUSシリーズ入荷〜〜早々に分解作業開始 今日は職人たちが一同に同じピアノを触ること、今まで役割分担ができていて
こういうことはなかなかないのでいい機会なんでやってみることにした
やや虫食いありのYUS ひどいというわけではないが虫の残骸が隅々にあるのだ

YUS巻線がボン線状態に陥っている〜〜アタックをかけると治っていく

ナベサンが昔基礎から作った1号工房 すでにボロボロですが

夜遅くまで続く〜〜

SGスタンダード わりといい感じの音

こんなつくりはピアノ屋ではない!ナベサン的には褒め言葉に聞こえる

最近にわかに増えた修理クリーニング 今ではどこでもやっている作業だ
しかし、今まで修理に携わっていなかった連中も手を伸ばし始めた現在だ
しっかりとした修理が施されて居ればいいのだが、他のやり直し作業が毎月何台か入ってくる現状もイタイ、もともと運送屋さんがらみ経由で直しているところが多く
保管期間が伸びることを嫌う運送屋さんはすぐにでも出したいというところが多い
まだ調律師が修理すればいいのだが最近はシルバー人材何とかで
アルバイトが直している信じられない現状がこの世界にもあるのだ
調律師にしても修理をしたことがない調律師が多く、それはまだこの先ここに担ぎ込まれてくるピアノが増えそうな予感がする、
酷いところは1日で終えて1週間寝かし??寝かす?どういう事か?と聞いてみたら
一日で終えてこの金額は請求できないでしょ寝かせば時間かけてやった感がつく・・・・
なんか俺たちをバカにしてるのか!と言いたいのをぐっと我慢したが
そんなことがまかり通るのか?と実に悲しい事態によく合う昨今だ
本当にできる修理人って各県2人ぐらいな現状。私たちが把握しているこの世界での先輩
それを考えると恐ろしい〜〜何でもアリか!と思ってしまうのだ

丸投げされるピアノたちとたらいまわし状態の現状だ
ピアピットにも業者からよく電話がかかってくるが「そこで直した」というだけでいいから名前貸してくれ・・・だと・・・あまりの非道さにナベサンブチ切れた。{ちゃんとお宅で直せば胸張って言えることなのに、何をしたいのか?わからんあんたら}と電話口で怒鳴っていた


こういうのって一般的にはわからない世界かもねきっと・・・・・
ナベサン曰くどの世界にもへんなやつおるなあ

ヒンジも磨いて再塗装ヒンジビスは全て新品

外装磨き

ペダリング時のスムースさが増すのだ 大幅な雑音防止にもつながっている

虫食いの埃等を外で完全に吹き飛ばす

おもろい看板があちこちについているピアピット

ループがけされたフレンジコード

やはり30年も経つヤマハYUS

ロングセラーの定番のピアノだ、それなりに完成度は高いピアノだと思う、
弾きこんでいるが、さすがに年数が経つと単なる定期調律だけではすまなくなる
それなりに交換しなければならない所も出てきて当然だろう

先ずはフレンジコードの交換からだ
新品は白い綺麗な弾力のあるコードが取り付けられているが、年数の経過で変色し
切れ始めてしまう、コードに対してスプリングがかけられ30年も貼り続けてきている頑張り屋のコードだ、しかし劣化し切れ始めると
今度は演奏上に大きな影響が及んでくる
連打が出来ない、もともとハンマーの返りをすばやく戻す役割を与えられている

ピアノはどの部品ひとつかけても症状として
現れるので、早めの交換が必要だろう

普段は各ピアノを担当しているみんな。こういう作業も面白い〜〜

ぺだる部分解作業

調律師の業界でもいよいよ国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる。
現在すべての調律師は大抵試験を受けていることだ、そのことを知らないということはまずない。
受かる受からないは別として、責任を定義するために必ず受けていることだろう
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

ピアノ調律師の世界も国家資格になる

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
ブライドルテープ交換18000円
フレンジコード交換20000円
けん盤木口交換15000円
アクション総合調整22000円

運送17000円+14000円=31000円

税込納品時の調整調律含まれます

さあ一気に出来上がり始めたぞ
たぶん今年最後のスピード感あふれるクリーニングでした
既にみな他の作業につく〜〜たま〜〜にこういうスピードも面白い

アクションのすべてのネジ関係の締め直し

ナベサンディアパソンピアノのバットスキンの交換膠接着〜〜
目が見えね〜〜〜し 昔はよく見えたが・・・・・

酷く虫食いのところだけ交換しておきます(ブッシングクロス)

アクション整調作業

ピアピットうらは草原??なのだ

ぺだるがつく前のペダル窓クロスの交換写真

これは別のピアノのクリーニング中です

しろ6歳

怪しすぎるぜ!!ピアピット

ピアノ本体バフがけ

ペダル窓クロス交換

鍵盤表面についている傷をバフがけ1本づつ丁寧に磨き上げる

ピカピカに磨き上げたペダル 当然その下位置にあるクッションクロスも新品に交換されます

貼り換えた鍵盤木口の加工

ブライドルテープの交換作業

ファイリングかなり技術熟練が必要な作業だ

結構使っていた感のあるYUS ちゃんとレッスンしっかりお母さん?
やっていたみたいだぞ。部品がいい感じに減っている

はんまー整形ファイリングはナベサンの仕事だ音色に関連するところだ

元のタイト感たっぷりの音色に戻したいのだ

フレンジコードは手で張りこむ作業だ 向こう30年は切れない

取り外された底板

今日はみな1台を徹底的にやってみる

白いのが新しいフレンジコードだ

変色してしまっているフレンジコード

錆びもやや少し入ってきているがだいたいこの年数で入ってくるピアノは年数相応と考えてよい、

大きく狂っている調律開始

アクション分解作業開始

底板分解取外し

プレッシャーバーの磨き作業

木口を落としたら新品木口貼り替え

弦関係にもぽつぽつ錆は忍び寄っているのだ

ピアノ本体を寝かす事によってさらに隅々までチェックできるし掃除ができるのだ、たいてい埃は下にたまる

ブッシング系にも忍び寄る虫食い

けん盤木口カッティング

先ずは天日干し〜〜〜

毎日埃の中で仕事しているので
当然何十回もダニに食われ続けている
今週1回のダニ駆除作戦が毎年展開されているのだ
ピアピット工房内全部

腕木のうち傷

この埃の中には無数のダニが潜んで居るのだ、 何度やられたことか・・・・・

完全い変色してしまっているチューニングピン錆び

赤い粉状になっているのが虫食いあとだ、演奏上問題はなさそうだ

コード系はほとんど劣化している 早めの交換が必要だ

先ずは分解してみる鍵盤を上げていく

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出荷待ちのGPです

チューニングピン変色

外装は擦り傷あれど意外に綺麗なのだ