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ピアノクリーニング船橋市M様カワイNS15

今日も全国からピアノが搬入される

カワイNS15モデル、ナベサンがちょうどカワイをやめたころのピアノだ、30年たつピアノでもある、NS、新しい新しいと思っていたがすでにそれだけ経っているのかとつくづく時の流れの速さを思い知らされる、これをもう一度再生修理を施して新品同様でお届けいたします

鍵盤表面についた爪傷等を綺麗に取り去る

お見積金額
ピアノクリーニング65000えん
ブライドルテープ交換18000円
キャッチャースキン交換13000円
センターピン交換15000円
鍵盤ホール調整7000円
ウィッペンスティック修理12000円
アクション総合調整22000円
運送12000円+12000円=24000円
耐震防音用ピアノストップ10000円
税込フィンガード付納品時の調整調律含まれます

アクション整調作業

黒鍵盤の欠けの張り替え

やはりキャッチャーと呼ばれる部品バックチェック部品をキャッチする、鍵盤を押せば必ずキャッチする部品なのだ
本当はここは皮、日本製はクラリーノ、まるで部品耐久は違うのだすぐにすり減ってしまうクラリーノ
ここは皮に部分部分ですが張り替えておこう

数日間延々とセンターピン関係の交換作業が続く
ここはからくりのかなめなところだ

現在相当に混み合ってまいりましたね〜、引っ越しシーズン到来です

ぴあのセンターピン交換センターピン軸としてピアノアクションはうごくその1本でも動かないとピアノは音が出ない
年数が経つと必ずここが先に具合が悪くなる、そしたら交換、何度でも交換できる場所だ

全部は書ききれない5000パーツの中のほんの一握りの例でございます
99%は工賃となります。作りこみ取り付け方いかんで各社相当な値段の差があります。
これらのパーツを確実に正確に修理できるところでピアノは生きてくるも死ぬも別れてきます
でもこういうパーツの金額等今までグレーゾーンなところがあり
ただ直せば高いということよりも元部品は安いのだから安心できるような金額はユーザーも車と同じように
覚えてもいい時代になりました。ぜひ何かあったときにお役にたつところを抜粋して載せてみました

ご存じブライドルテープ
1台分1600〜

ジャックスプリング
800円(1台分)

UPGPのペダル系に属するようつぶれるところ
各180円(1個)

ダンパーアッセンッブリ出来上がりもの
5000円

しょっちゅう使うセンターピン100本(150円〜)

レンナーカシミヤ
ブッシングクロス6000円〜1巻

各クロス類800円〜各厚さで若干値段は変わります

譜面台のヒンジ1個180円ぐらい

ピアノの動きが悪い時に交換する
からくり部分のフレンジ
1台分6000円〜

ハンマーヘッド交換36000円(工賃込)UP

ピアノバットフレンジ25000〜(1台分)

ピアノ各ボタン数十円〜

全弦ピン交換 170000円(UP)     GP230000〜  UPGP工賃込

ピンブッシュ2800円(1台分)

黒檀鍵盤21000円(1台分交換で36000円工賃込)

ハンマーヘッド16000〜レンナー40000円ぐらい

ハンマーシャンク2700円(1台)

最高級レスロー弦2キロ
これでも数千円(大量に発注するため)
相当台数張りこみ可能

ヒンジビス3000円ぐらい(1000個)

アクリル鍵盤ヤマハカワイ用
一台分2800円  一台分交換25000円(工賃込)

鍵盤押さえフェルト400円〜 

鍵盤木口  ヤマハピアノでは必ず交換するところ
1台分1600円ぐらい 一台分交換で工賃込15000円

ダンパーフェルト,鳴っている弦振動を止める
柔らかいフェルト   低音〜中音高音と別れている
各セクションごとの交換が可能だ

1本1000円ぐらい(セクション)ピアノ一台分工賃込25000円

意外に安いピアノのパーツ、
ピアノの修理は高い!しかしパーツはものすごく安い、一般の人にはわからない
知るよしもない。ここで紹介しよう、実は凄く安いのだ、
ほとんど工賃か、技術料ということを知っておこう
ピアピット ナベサンが始めた工房だ
30年前になるがパソコンもなく何もないところから始まる、調律に行っていたお客様だけの修理工房だった
当時仕事はなく、好きなサーフィン ギターどんだけでも練習できたぐらい時間と暇だけはあったらしい
しばらくしてからこれからはコンピューターの時代、ドメインとかいうやつをとらないといけないとか言われ
ピアピットドットコム、をパソコンが普及する前から取った。・・・・・・・・20万ぐらいかかったような気がする
ドメインをとったはいいが、肝心のパソコンがない!!ことを数年たって思い出した。・・・・意味わからん
と言うことでパソコンを買いに行ったがさてなにをしたらいいのかわからず、最初に覚えたのは
絵を描くことだった、毎日ひたすらパソコンで絵を描いた、しばらくしてなんとやっとメールアドレスを作った
それが今のメールアドレスだ、何とも古いアドレスらしい。初期型アドレスと言われることしばしば
最近だいくつものメールアドレス作れるんだよと聞いたのは、がしかし今でも1個だけの何変わらないアドレスを使い続けている。 HPはここ数年初めて作った、その間ピアノの修理ギターイジリ オーディオ直し
好きなことばかりやっていた初期ナベサンとフクチャン。よく食えてたものだと今でも自ら不思議がるナベサン
私はのちの十数年後にはいったのだが。当時行き当たりばったりの会社だったそのうち治るのかと思いきや
今でもなんと行き当たりばったりの会社を貫き通しているのには驚くばかりで
人柄だけのかりそめなバランスを保ちながら30年も続いている会社に驚く始末。
売上は上がるが実入りがさっぱりで30年、ほんと笑える会社と言うか笑うしかない会社なのだ

それでも好きな仕事をし続ける皆の衆これは無敵なのだ
収入がなくても手はうごくせっせと働く、これ無敵・・・・・他企業がまねできない会社だ
不思議に社員が増える不思議と食べていっている、これぞ現代のミステリー・・・・と言うとかっこいいが
しょうがないじゃん・・これしかないんだから精神でも誰も文句は言わないやめもしないところがミステリー

磨きこまれた鍵盤を本体に戻していく

弦には赤さび〜〜〜〜

新品ブライドル

ヒンジビスは新品に交換されます

皮を張りこんだところは向こう40年以上使えます

ヒンジ取り付け再塗装

アクション動きの悪さのセンターピン交換

完ぺきに再生掃除クリーニングが施されたペダル

外装は大きなうち傷は少ないが細かい傷に覆われている、磨くと新品の時のような輝きが取り戻せそうだ
錆びもじわじわとやはり年数を感じる、きれいに取り除いてまた向こう30年使っていただきます

けん盤蓋みがき

鍵盤バフがけ作業

ピアノ本体磨き作業

ピアノ口棒と呼ばれる鍵穴周辺のところ〜〜ピアノ前パネル磨き

そこいたペダル部分を取り外しペダル分解。この当時からネズミ返しも付いている、意外に多い鼠害

弦溝を取り除いていく

ピアノを寝かして底板の取り外し

チューニングピン磨き作業、錆を徹底的に削除スル
そしてしっかりとさび止めを施していく

hammer整形ふぁいりんぐ

ブライドルテープの交換

アクション分解、このころの河合は皮部分をクラリーノを採用、効率コスト的には大幅な削減ができたところだが
このクラリーノの持ち、耐久性が悪いのだ、結構使い込んでいた感もあり千切れかかっているところも多い

調律師の業界でもいよいよ国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる。
現在すべての調律師は大抵試験を受けていることだ、そのことを知らないということはまずない。
受かる受からないは別として、責任を定義するために必ず受けていることだろう
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

ちなみ全国現在2014年度1級165名 2級2180名 3級180名

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ピアノ調律師の世界も国家資格になる