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ポツポツと傷はある

弦さび等もゆっくりと忍び寄る。が年数の割には良好かも、

ピアノクリーニング 大阪S様ヤマハU1H

ピアピットHPへ

大阪よりピアピットに運び来られてきました〜ヤマハU1Hようこそ〜
Hジリーズ最も長く作り続けられてロングセラーのピアノだ、通常使用でまずダメになることはない、優れもの、コスト削減の波も
大きく来てはない時代のピアノだ、確かに当時飛ぶ鳥を落とす勢いのあったHシリーズ、

けん盤木口変色黄ばんでしまっている交換です

ダンパーの始動調整

鍵盤調整

ピアノは整調しなくても音は出る・・・ここのところにいかに時間と手間をかけるかでそのピアノの特性を最大限引き出せるかが調律師の腕の見せ所だ、たくさん抱えているところはまず時間をかけて整調しているところはみたことないというくらい
省かれてしまうところなのだ、それは音が出ていて外装がきれいになっていれば後は「調整してあります」と言葉で済んでしまうところにグレイな魔が生まれてくるらしい、1日では当然おさまらない作業、何日もかかる場合もある、そういう大事なのだということを知らない親会社は早く出せと指示が出るしいつまでもやっているなと言われるらしい、
実際ピアピットにも他で働いていた大手の運送絡みの所でも一人一日1台すべて仕上げて1週間寝かすだけで何倍にもなる、とにやにやしながらそこの社長が言っていた・・・のちにやめてピアピットで働くことになるのだが、
たしかにネットで大手でやっているんだと歌っているが実際は3人だけとかが多いらしい
ベテランはまずいないということだ、それは整調に限らず仕上がっていないものを出せない!と言えばすぐに首になってしまうらしく常に学校でたての新人かアルバイトが多いようだ、調律師の地位も低い為に面と向かって言えない現状もある
預けるほうはそんなことは知らないためにバンバンピアノが入ってくるらしい。
きれいになればいいか!と言う人もいればそれ以上に中味重視でと言う方もいるので今は分散されている
ピアピットもネット系の広告などは出せない(お金もない)しかしそこを見つけて下さったお客様に感謝感謝ですね
シッカリと丁寧に作業全員調律師でこれからもゆっくり進んでいきます

アクション整調作業実に大切かつ重要なところだ

下前パネルみがき前

時間が空いているチギラ君、大きな狂いの補正を執り行って酒井君にバトンタッチ、ピアピットは一人3台受け持つ

チギラ君のめがねを通すと酒井君がこのようにみえるのか

〜^バランスキーピン関係の磨き作業

けん盤木口落とし作業変色してしまっている鍵盤の木口のカッティング

フレンジスプリングコードこのコードの交換だけでも大きくタッチ感触は変わる
30年に一度ぐらいの交換でOK

ペダル装着ピカピカになりましたね

アクションフレンジコードの交換茶色く変色してしまっている

ピアピット ナベサンが始めた工房だ
30年前になるがパソコンもなく何もないところから始まる、調律に行っていたお客様だけの修理工房だった
当時仕事はなく、好きなサーフィン ギターどんだけでも練習できたぐらい時間と暇だけはあったらしい
しばらくしてからこれからはコンピューターの時代、ドメインとかいうやつをとらないといけないとか言われ
ピアピットドットコム、をパソコンが普及する前から取った。・・・・・・・・20万ぐらいかかったような気がする
ドメインをとったはいいが、肝心のパソコンがない!!ことを数年たって思い出した。・・・・意味わからん
と言うことでパソコンを買いに行ったがさてなにをしたらいいのかわからず、最初に覚えたのは
絵を描くことだった、毎日ひたすらパソコンで絵を描いた、しばらくしてなんとやっとメールアドレスを作った
それが今のメールアドレスだ、何とも古いアドレスらしい。初期型アドレスと言われることしばしば
最近だいくつものメールアドレス作れるんだよと聞いたのは、がしかし今でも1個だけの何変わらないアドレスを使い続けている。 HPはここ数年初めて作った、その間ピアノの修理ギターイジリ オーディオ直し
好きなことばかりやっていた初期ナベサンとフクチャン。よく食えてたものだと今でも自ら不思議がるナベサン
私はのちの十数年後にはいったのだが。当時行き当たりばったりの会社だったそのうち治るのかと思いきや
今でもなんと行き当たりばったりの会社を貫き通しているのには驚くばかりで
人柄だけのかりそめなバランスを保ちながら30年も続いている会社に驚く始末。
売上は上がるが実入りがさっぱりで30年、ほんと笑える会社と言うか笑うしかない会社なのだ

それでも好きな仕事をし続ける皆の衆これは無敵なのだ
収入がなくても手はうごくせっせと働く、これ無敵・・・・・他企業がまねできない会社だ
不思議に社員が増える不思議と食べていっている、これぞ現代のミステリー・・・・と言うとかっこいいが
しょうがないじゃん・・これしかないんだから精神でも誰も文句は言わないやめもしないところがミステリー

ペダル窓クロスも新品に張り替え完了

ぺだる底板、ピアノ一番下位置にある底板
ホコリもたまっているのできれいにクリーニングしてからペダル下のクッションクロスも新品に交換します

ナベサンピアノ本体バフがけ

くすんでいるペダル窓

ペダル窓クロスも千切れてしまっている
完全に押しつぶれてしまっている

外装1っ箇所大きくうち傷あれど
全体的に綺麗細かい傷はあるが
クリーニング範囲内でぴかぴかになる

口棒のクリーニング鍵穴

ぺだるは完全に変色してしまっている

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
フレンジコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
けん盤木口交換15000円
ハンマースティック修理15000円
鍵盤ホール調整5000円
アクション総合調整22000円
運送36000円+30000円=66000円
税込納品時の調整調律含まれます
フィンガード、お手入れセットカバー
付き

天屋根磨き

鍵盤1ポン1本丁寧に新品時と同じようになるまで磨く

ヒンジはみがいた後ウレタンさび止め塗装が施される

ハンマーヘッドの整形ファイリング

変色したフレンジコード

けん盤も埃で汚れてしまっています

このピアノをもう一度再生、して新品時に戻したい、細部にわたり徹底的に紹介したします見ていてください

みがき前のけん盤蓋

急にさむくなり始める、ストーブの前にはチョコが陣取る

弦磨きクリーニング作業

ピアノを寝かして底板分解作業だ
ピアノ底板裏側につくビルも新品に交換されます

ブライドルのカッティング

アクション分解作業だフレンジコード系は完全に変色使えない

チューニングピンクリーニング作業

外装側面も白くよごれ、つやが無くなってしまっている状態ですね
ピアノの音色〜タッチ感触までまるで見違えるほどに手を加えます
外装には新品時の輝きを取り戻すべく磨き上げます

共鳴板もよごれてしまっています

けん盤下はほこりがたんまりとたまっている