ピアノクリーニング 世田谷区N様 ヤマハW101

ピアピットHPへ

ヤマハW101モデル、外装はローズウッド、今では考えられない実に希少な化粧板を持つ
まあ言い換えれば超ウルトラ高級化粧板だ 、当然今では伐採すらできない方の網がかけられた化粧板

下前パネルクリーニング塗装修理

色濃く焼けたところが元のクリアーな感じに戻りましたね
センターピンの交換作業動きの悪いところのピンを交換する

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
外装塗装修理パネル33000円
フレンジコード交換20000円
ブライドルテープ交換18000円
けん盤木口交換15000円
アクション総合調整22000円
運送15000円+3Fへ20000円=35000円
税込納品時の調整調律含まれます

ぴあぴっとのおっさん伊藤さんこの道40年以上のベテラン調律師。自分の工具は自分で作る

鍵盤ウッド部分のサンディング 音には関係ないところだがこういうところも綺麗にしたい

ナベサンにゆかを塗らせるとこうなる

動きのところで細かく数日間たっぷりと整調しながら確実にわるるい所を
チェック調整修理

やはり30年以上も経つヤマハW101
ロングセラーの定番のピアノだ、それなりに完成度は高いピアノだと思う、
弾きこんでいるが、さすがに年数が経つと単なる定期調律だけではすまなくなる
それなりに交換しなければならない所も出てきて当然だろう

先ずはフレンジコードの交換からだ
新品は白い綺麗な弾力のあるコードが取り付けられているが、年数の経過で変色し
切れ始めてしまう、コードに対してスプリングがかけられ30年も貼り続けてきている頑張り屋のコードだ、しかし劣化し切れ始めると
今度は演奏上に大きな影響が及んでくる
連打が出来ない、もともとハンマーの返りをすばやく戻す役割を与えられている

ピアノはどの部品ひとつかけても症状として
現れるので、早めの交換が必要だろう

アクション分解修理

確実に塗料まで犯してきている椅子カバー座面

ピアピット ナベサンが始めた工房だ
30年前になるがパソコンもなく何もないところから始まる、調律に行っていたお客様だけの修理工房だった
当時仕事はなく、好きなサーフィン ギターどんだけでも練習できたぐらい時間と暇だけはあったらしい
しばらくしてからこれからはコンピューターの時代、ドメインとかいうやつをとらないといけないとか言われ
ピアピットドットコム、をパソコンが普及する前から取った。・・・・・・・・20万ぐらいかかったような気がする
ドメインをとったはいいが、肝心のパソコンがない!!ことを数年たって思い出した。・・・・意味わからん
と言うことでパソコンを買いに行ったがさてなにをしたらいいのかわからず、最初に覚えたのは
絵を描くことだった、毎日ひたすらパソコンで絵を描いた、しばらくしてなんとやっとメールアドレスを作った
それが今のメールアドレスだ、何とも古いアドレスらしい。初期型アドレスと言われることしばしば
最近だいくつものメールアドレス作れるんだよと聞いたのは、がしかし今でも1個だけの何変わらないアドレスを使い続けている。 HPはここ数年初めて作った、その間ピアノの修理ギターイジリ オーディオ直し
好きなことばかりやっていた初期ナベサンとフクチャン。よく食えてたものだと今でも自ら不思議がるナベサン
私はのちの十数年後にはいったのだが。当時行き当たりばったりの会社だったそのうち治るのかと思いきや
今でもなんと行き当たりばったりの会社を貫き通しているのには驚くばかりで
人柄だけのかりそめなバランスを保ちながら30年も続いている会社に驚く始末。
売上は上がるが実入りがさっぱりで30年、ほんと笑える会社と言うか笑うしかない会社なのだ

それでも好きな仕事をし続ける皆の衆これは無敵なのだ
収入がなくても手はうごくせっせと働く、これ無敵・・・・・他企業がまねできない会社だ
不思議に社員が増える不思議と食べていっている、これぞ現代のミステリー・・・・と言うとかっこいいが
しょうがないじゃん・・これしかないんだから精神でも誰も文句は言わないやめもしないところがミステリー

これをもう一度再生クリーニングして使いたい
細部にわたり希少な101モデルを再生する

フロントキーピンバランスキーピン磨き

けん盤下のキーピン普段はけん盤下に隠れてしまっているのでわからないが
レスポンスに大きく影響するところにあり

もともとついていた椅子座面のレザーがピアノ本体の塗装と化学反応
このようにべたりと椅子座面のレザーの溶けたのがつく

ピアノ底板を分解
底板等を取り外すと見えなかったところまで見えてくる、こういうところを逃さずチェック

ぺだる底板かびシミ等が付きそこいたは変色してしまっている

分解されたペダルを磨きこんでいく

特に足回りのつきいた等のはがれ塗料の劣化が著しい

そこいたのビスはなかなか錆びついて回らない

弦さびチューニングピン錆もきれいにクリーニング

ピアノ裏側は埃がたまる、ここは普段は一般のうちでは手を入れることすらできない壁に向いている
所なので手もはいらないのだ、こういうのは普通だ

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ブライドルテープ交換〜〜ハンマーの帰りを助けるところ

目立たなくなるように塗装します

水色のBB弾?が鍵穴にはいっている

鍵盤バフがけ

ぺだる部組み上げ

ピアノ本体にも塗装の劣化に伴いあちこち傷んでいるところあり

完全に錆びはじめたチューニングピン。赤さびが侵食し始めている

けん盤木口落とし