昭和初期ヤマハピアノ。激レアもの〜〜〜茨城O様
戦前のピアノ。あの戦火を逃れ鉄回収ものがれ、千葉の山奥に眠っていたヤマハピアノ
状態は良くないがこれぞ出てきただけでも奇跡!
もう一度修理し直して使えるように是非ともしてみたい

作業し始めると正面パネル天屋根がなんか・・・・グイッとおすとぼこっと外れた!!ここは外れてはいけないところだ
接着だあ〜〜びっくりするところ多いこのピアノ
















こういうのも直しておこう、




















ピアノ調律師、資格制度が始まり4年余り。3級2級1級とあるが。合格率が低すぎる
何十年やっていてもおちる。これは問題でもある、2級が受からないということは1台調律としてまとめることができないということになる。それは問題であり〜頭の痛いところでもありんすね。お金をとる以上2級はないと無理かと思うところではあるのだが
是非とも受験をする人は引き締めて取り掛かってほしいのだ



アクションい付随するコード系もすべて切れまくる










アクションの部品スプリング系は全て鉄に化してしまっている
触るとポキポキ折れてしまうところに、これではレスポンスを作れない
スプリング全交換になるがこれが時間もかかるところだ

















何とかきれいになったぞ〜〜弦ピン関係


先ず何が悪かと言えば・・・・・話すよりばらしたところすべて悪いという感じですね〜〜


触れるところばらばらになってしまう







ウィッペン関係〜レバー 膠切れと各部クロス摩耗











ハンマー交換作業

なんせ戦前のピアノですからね。あたりまえの状態


象牙修理



まあピアノの復元、共鳴板〜フレームぴん板が生きていれば何とかなる世界








hammerヘッド、
ピアノ底板は割れてしまっている〜〜





何とか錆は取れ始めたぉ〜





赤さび
鍵盤象牙はがれ〜膠切れ




この当時のヤマハロゴ、ピアノつくりの気合の入った小市デザイン



















スプーンの頭を磨く
レバークロスの交換






見れば見るほど剥がれている
弦交換!!とは思っていたが、何やら使える気配がしてくる、ならば磨きなしてみようと。それからでも遅くない
さてできるだけきれいに磨きあげたいが策を練る


レバークロスも新品に交換

