さびを取り除く〜鉄琴この金属相当に音がいい

ほぼ見た事のない部品構成
当然100年もまえのものだ
ハンマーが木で作られている

トイピアノ 神奈川県S様

部品こうせいを把握して何が一番適切な形かを考えるところから

これは珍しいトイピアノ というより完成度が実に高い丁寧な細工までしてある

この時点でトイピアノと言うことを忘れるくらい
複雑な運動にてこずっている、たかがトイピアノではないくらい複雑な
所と規格寸法上からの推測にテコずりはじめる
最初はトイピアノだから〜〜という安易な考えはクリアーピアノとは大きく異なる
まあなかなか面白いぞこのピアノ

弦・・ではなく弦に変わる鉄琴細かいパーツを元位置に戻すべく作業取り外し

クロスの測定がなかなか困難

鉄琴を取り外す作業

ピアノで言えばアクションのようなものを分解

さび付いている音源

鉄筋下のクロスフェルト関係は全てボロボロ

上段下段で半音でわかれている

分解していくとこれ難関がすぐに立ちはだかることに、仕組みがまるで国産と違うところにあり作る部品が多そうだ

しかしだ音が出ない・・・・何とか音を出せるよう努力したい

鍵盤バランス部の取り外し〜〜なかなか難関

サイズ測定

この状態で見ると普通のアンティックな本物のピアノと写真だと間違うほど精巧なバランスだ
実は小さい、これがかわいい、100年たっているような感じだ、100年前と言えば日本では?と考えると
いかに文化の違いがうかがわれる

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