ヤマハピアノW106 ピアノクリーニング修理

W106モデル今現在でも人気は高いが中古でしか探せないが、このモデルの欠点ひとつ
外装が割れる~~表面のクリアに亀裂が細く入ることだ、8~9割割れる

けん盤蓋に塗装膜の割れ気になりだすと目立つので
どうしたらいい物かと、見えない割れも(見えにくい)割れもある
この面だけ塗装する場合18000円になります
音には関係ない所ですが、いかがいたしましょうか

ペダル変色

表面突板と呼ばれる木目部分剥がれかけてきている

つきいた接着再塗装~装着~下はその時の行程作業細かいところだ

アクションハード部分の交換完了

ピアノを寝かして底板~外装状態をさらに詳しくチェック W106は特ににチェックが必要なのだ

鍵盤バフがけ

ブライドルテープの交換

14歳ピアピットチョコちゃん

もう一度再生復活させ
新品時の時のように直したい
作業コトコトと進みます

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カメラでは取れないがクラッキング発見

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
外装修理突板剥がれ25000円
hammer整形ファイリング20000円
ブライドルテープ交換18000円
鍵盤木口交換15000円
フレンジコード交換20000円
アクション総合調整22000円
運送13000円+クレーン上げ20000円=33000円
税17440円
総合計235440円
納品後の調整調律含まれます

鍵盤ホールの調整

ピアノにアクション鍵盤が入り。しかし鍵盤はキツキツになり動きが渋すぎるくらい動かない
鍵盤ホール調整に時間がかかる

このピアノ形色に関しては中古でも一番の人気だが
外装にひびが発生することで敬遠されてしまう機種
ただそれだけの理由で敬遠はもったいないのだ
中味機能面はヤマハお墨付きのモデルなので安心
外装面はどうにでも治せるところなので
安心して使っていただきたい

底板もカビシミ発生相当によごれている

思いもよらなかったところが剥がれている
つきいたはがれは確かに多い。当然30年~という歳月と接着剤の劣化
もある  しっかりとメンテを加えていけばマホガニによさは永久的に伝わる
もう今ではこの部材化粧板は使うことができないというか入手できないところまで
環境保護法という各国の法の網がかけられていることも拍車をかけている
自然を伐採するのは企業イメージを悪くすると考えられていて
今では木目がフェイクなのだそれもよくできたフェイク見分けがつかない写真印刷
技術

ピアノ調律師もピアノ調律技能士ということになる、試験を受け基準に満たしたものが技能士の資格を与えあたえられる。
いままで調律師の定義すらなかったこの世界、この制度が導入されることにより
ユーザーも安心して頼める制度だ、すでに5年以上たつ制度なのでこの世界でご飯を食べさせてもらっている調律師は必ず受け2級もしくは1級を取る、3級は調律学校出たての人が受けるのが一般的
それでは全員受かるのか??ここが合格率がめちゃくちゃ低い低すぎる~
全ての級において実に低い合格率、これは文科省もびっくりという
3級受からないという事は正直音階ができてもいないということに等しい、100点をとる制度ではなく
たった70%の精度で良いところなのでそれ以下ということはお話にならないところがあらわになる
今までこういう制度もなくユーザーは10000円以上のお金を払ってきた・・・・・精度がひどくても良くてもだ
そういうところに調律師協会の呼びかけにより一線を引くことができた。
ユーザーも技能士に頼むという選択は間違っていない
この制度は大きくこの業界を変えてきている
我々調律師にとっても技能を判断してくれたという意味でも国家資格のもと調律をさせていただいている
責任感は大きい。必ず頼むときは国家資格取得者に頼まない手はないのだ
この制度を知っておけば名刺をもらっただけで判断できる。

ピアノ調律師も国家資格となり調律技能士になる
日本全国調律師すべて試験受け直し

妻土台傷あれどOK

足OK

金魚成長促進がかりナベサン

上の木目だけつきいた剥がれる

足奥のつきいたはがれ発見

ここからぴーっつとクラツキングあり

ふれんじコードの交換このコードは30年に一度の交換、ハンマーの帰りを助けるじゅうような働きをする

アクション分解作業

くもっていたチューニングピンも光始めた~~きれいにするまだ弦まで入ってませんが

変色錆びはじめた弦ピンチューニングピン

弦ピン関係は音のかなめでもあるところ  早めの対処が必用

hammerヘッド整形ファイリング元のタイト感ある音色に

既にフレンジコードは変色切れて始末ています

鍵盤木口落とし

キズの下からやはり細いクラッキング発見

このアールになっている板が剥がれている
板そのものではなくつきいた!