磨き作業〜〜〜弦は音のかなめでもありしっかりと磨きます

みがき前のバスげんチューニングピン

みがきクリーニング

ヤマハW106 ピアノクリーニング修理  松本市N様

磨いた後鍵作動状況確認

ナベサンがコツコツ作る2号工房

一番奥にあるのがW106

ヤマハW106 色やけはなくてGOOD、けん盤蓋に少し亀裂発生しているほか良好
なんかほとんど使っていた感は少ないピアノ ハンマーの減り方が少ない けん盤下位置にあるバランスキーピン部分さび付いているが
交換すればOK 普通のピアノと同様な感じなので何も心配は無用ですね

最終調律

なぜか天使が多いピアピット

お見積金額
ピアノクリーニング65000円
ブライドルテープ交換18000円
鍵盤木口交換15000円
フレンジコード交換20000円
バランスキーピン交換6000円
ハンマースティック修理15000円
アクション総合調整22000円
調律11000円
運送29000円×2=58000円
税込納品後の調整調律も含まれます
フィンガード付付属品セット付き

いんやーえがっぺぇ〜〜
茨城から出たこねえべ

ピアノ屋という雰囲気はどこにも感じられないところなのだ

新品に張り替えられたフレンジコード 

アクション分解作業と鍵盤木口交換
黄ばんだ鍵盤木口を新品に張り替えます
木口部分ここはピアノ中心に見えるところ黄ばむとどうしても気になってしまう、ここが白いとピアノは相当に新しく感じる

3.11・・・・・・・・ナベサンの誕生日でもあるが、震災のインパクトが大きすぎなかなか祝う
気分になれなかったね〜^今年こそは52歳でございますね

鍵盤上面ならし作業 ここはGPでもUPでも基本中の基本
ここができてなければ何を整調しても無駄と言われるくらい大切なところだ

外装磨きのナベサン   みがきとは関係ないがこのピアノがグランドピアノのタッチレスポンスになるということだけ覚えておこう
それはグランフィール 既存のピアノに取り付けることができる 秒間UPだと6回しか打てないが14回というびっくりの
レスポンスが可能、ピアニッシモで早い連打も可能だ 200万円もするGP買うとなると頭を抱えてしまう金額だ
21万円でグランフィールが取りつくのでぜひ覚えておいてほしい

磨かれた腕木

割れ止めの接着剤を入れておこう

鍵盤調整 整調開始

ネットでグランフィールと検索すると藤井ピアノさんが出てくるまさに発明者だ
ピアピットでも数台の予約がどんどん入ってくる 消音ユニットも売れているがそれを上回る売れ行きだ。……GPが売れなくなるってか

ナベサンバフがけ

この時のコンパウンドものすごい飛び散りで
スラッジが飛び散るのだ 誰も近寄らない

外装クリーニング 木目も鮮やかに綺麗になる

ブルーピンもきれいに復活 新品時の時の色に戻る

ペダル磨き作業

徐々にパネルクリーニング 鍵穴周辺  やはりピアノ本体106の猫足部分の塗膜割れ
あり、あとで写真で見ていただきます

ぺだるが出来上がったら装着 そこいたを取り付けていた古いビスこれは捨てて新しいビスでシッカリと止めます

ピアノ本体を寝かしての作業 隠れて見えなかった部分にも目が届くのでこのように作業すると効率も良い

ペダル裏側の皮

ぺだる底板を分解してペダル部分を取り外します   ペダルを外すと裏側にこのように雑音防止用の皮が張りこまれているがすでにボロボロ
ペダル下位置にあるクッションクロスは押しつぶれてしまっています これらも新品に交換されます

細部にわたり磨き作業開始

弦ピン関係の磨き作業錆発生〜〜プレッシャーバーからの磨き作業

交換も含めピカピカに磨いあげたバランスキーピンとフロントキーピン

細かいところはちまちまと・・・・・・・・・・

腐食してしまっているバランスキーピン

W106バランスキーピン新品

フロントキーピンも変色さび付いていますね これらは磨きでOKで行けますね

バランスキーピンのさび付き 磨きでは到底駄目なので交換

W106鍵盤際ぞり際につくよどれ等を削除します

ピアピット2号工房すでにグランドでいっぱい

傷が取れた鍵盤表面

2号工房今グランドピアノで目いっぱいでござんす

鍵盤バフがけ

無数につく鍵盤爪傷

コード交換は手作業1本1本手で編み込むように
張りこまれていく向こう30年は切れません
このコードハンマーが打弦時引き戻す大きな役目を果たすコードだ、たかがコードではない
これが切れればトリルはできないし連打性が相当落ちる、30年に一度必ず交換する消耗品とかんがえてOK

現在2号工房はグランドでびっしり
全て修理ピアノだ

張りこんだ木口、乾燥したら側面の加工

この時点でフレンンジコード系は変色して切れまくっている、虫食いは少ない
コンディション的にはごくごくU3Hと同じ症状なので直せばまた30年ぐらい使えるのだ









W106鍵盤木口交換作業

綺麗にファイルする、これ最低条件のファイリング作業だ汚く剥くと音質はボケボケになる

ハンマー整形ファイリング作業 これハンマーの弦溝が少な目 使い込んでいると相当な弦溝ができるが
そこまでは無いのだ。しかし新品時の状態に戻すべくファイリングをとりおこないます

アクション内部にたまるスラッジ等もきれいにクリーニング

完全に切れまくっているフレンジコードここは切れていても切れてなくても変色していれば交換しておいた方がいい。

アクション分解作業

ピアノクリーニングに戻る

けん盤下のバランスキーピン関係さび付いているこうなると磨きでは
ダメなのでピンを交換します