ヤマハG3  酒々井町O様  ピアノ修理~弦交換&もろもろ
G3梱包を解きます
もう一度音色をチェック、
弦張力をユックリ緩めていきます、300万台という製造番号で、まだ新しい部類に入る、
しかし弦の錆びはかなり広がり
良い状態とはいえません
巻き線をはずし浜松に発注
右がO様のG3左が昭和36年製のG2
響板がほこりとカビで覆われています
早々に掃除、下からニスがまだ侵食されていない
響板が出てきてほっとしました
弦を外したあとの掃除、アグラフも
変色しています

掃除を繰り返せば綺麗になります
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ピンブッシュも抜き去ります
弦枕も新品に交換されます
G2のピアノは響板〜フレームも
やり直さないといけないオーバーホール
47年前のピアノですからね、
でも綺麗な音を再現させます

O様のピアノはC5のピアノに負けないように
綺麗に鳴るピアノにします
連弾時も違和感のないようにが基本ですかね
弦枕も新品に交換します
ヒッチピンも磨きます
ピンブッシュ打ち込み
穴あけ作業熟練の技が必要です
張弦にはインパクトレンチがおお助かりだ
ピントルクをがっしりとつかむ
ブッシュ、
弦はレスロー(ドイツ製)
たこ焼き製作
ピアピットはこうして、ピアノ先生まで巻き込み
いきなりたこ焼き大会が始まる
今日は米さんがピザーラをオゴッテくれました
デーゲン(ドイツ製)のげんをG3に・・・・
最高です
ハンマー整形、このように弦溝がくっきり
ダンパーフェルト交換
新品フェルトカット
ヤマハG3の鍵盤ブッシングクロス交換
フロントとバランス部分両方の交換です
整形は出来たものの
ウッドとフェルトの部分の厚みのこりわずか
木が出ますとチェンバロのような
音になります。
真っ白なとうもろこしだ
生で食べることが出来る
そして甘い
精密な整調を時間を掛けてやります
今回で10回目ってどんなんとこ!!!!
怒りが詰まった貼り紙に同情します
ここ3日間整調に明け暮れる飯本さん
C5には負けたくない
整調、と精密なチェック
レンナークロスはカシミヤが織り込まれている
どんなメーカーのグランドピアノでもこのように何回でも新品当時の状態に戻すことは可能です
GPの醍醐味のダンパーあわせ、この作業は投げ出したくなるくらい面倒な作業です
明日はチェンバロの修理専門の島田さんが着てくれるので
皆勉強会です〜〜〜〜
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