クロイツェルK4     ワイン 132センチ 象牙
入荷時の状況はあまり覚えていませんが、いい状態ではないように記憶しています
「こりゃ。オーバーホールだな、」ぐらいは覚えてました
音は全てでますが
すべて弦〜ピンまで交換です
さほどつかってなくその分ずーットほったらかしにされていたようです
下前パネルになんかほや〜ンとしたしみが・・・・・・
まあ取れると思います
48年ごろのものですね
業者さんから105000円(運送込み)で買いました
あってもいい機種であり、数少ないクロイツェルのピアノでしたので
そのうち治そうかと・・・・・・・・一年経過してしまいましたね
作業にはいりました
オーバーホールされていく様を見ていただきます
弦はずす前の細かいチェック
象牙の漂白
展示に戻る
仕様は元の状態に完璧に戻す、ここまで来ると趣味を超え
よりマニアックに行きましょう、
ピンアジを見ながらワイアーの張力を緩めていきます
むむっ錆びてやがる。ととと取れない、回らない、
フレームがおろされたクロイツェル、きょうばん状況  やはり割れ有り
フレームをおろしてはじめて解る割れもある。
上の2台並んだフレーム
右がクロイツェルのフルサイズ132センチのUPのK4
左がスタインウエイKシリーズ1895年モデル
この大きさの違いはびっくりデス
弦長も見るからに違う、日本ではJIS規格で132センチ以上大きなものが作れない、と言うのもあり、どのメーカーでも132センチで競い合っているのです
ゴールデンメタレッドまで色を重ね
仕上にスーパークリアを重ね塗りしていきます
しかしブラザー(展示)にありましたカラーとまた違う施しを企んでいます
すべての部品をはずし底板部分まで塗装を施します
出来るだけ湿気の上がりを抑えられればという所から黒塗りにしました
福多氏いわくゴールデンメタリックキャンディーレッド、と長々と
名前をつけてくれました。
飴玉のようなカラーを持つフレーム出来上がり

スタインウエイも同様色
響板割れ修理、 すなわち心臓部
穴をティーパーにやや大きくほっていきます
穴を整えたら埋木用スプルースを用意します
トップもティーパーにカットしカンナがけ、
植え込む方向のスプルースをハンマーでたたいていきます
ボンドをつけ溝に軽くたたきながら埋め込んでいきます
膨張によりきょうばんとの圧着をよくします
ここもですね