オオハシピアノ 1964年製
入荷、比較的良好な状態、しかしオーハシピアノもそれなりの年数たっています
これからばらしていく時に必ず、壊れている所があるでしょうパット見そのまま使えそうな気がするのだが、絶対そうは行かない
分解作業開始   弦はずしから〜響板、駒状況を調べます、
これには先ず弦、ピンをはずさなければ私たちでも判断できません
象牙鍵盤
巻線
ピン、ブッシュを抜かれていきます
全てのビスをはずします
やはり見つかりました駒ピンのグラグラ〜
割れてないだけまだよし
ウメキを施し穴を開けなおし、新しい駒ピンを打ち込みます、
キョウバンわれなし、というか怪しい所はある、怪しければウメキ
オーハシピアノフレーム塗装
さび等をキレイに削除してからマスキングを施し再塗装です
ピン板の割れはない
良好良好
アクション部、湿気によりスティック多し部品自体は
問題なし全てのセンターピンを交換、スプリング系もチェック
ダンパーふぇるとは死んでます
ペダル系もすでに進んでました
このように古いピアノがいいんだ!とは言うものの当然劣化、消耗は避けられず、手を加えることにより蘇ります
希少価値あり、とかという言葉は売り手側の言葉、とんでもない値段に化けたりするのはおかしく思うが、そこは
自由なんだ、私たち修理人の末端ではスタインだろうが、ヤマハカワイだろうが、同じなんです
要は手を加えずして値段をつけたりするなら、タダでもらえるレベルの物でしょう、
フレームにまたがる駒部分の割れ
ここはアクションに隠れとても見えずらいところでもあり
思わず見落とす所でもあり、オーハシに限らず古いピアノは
必ず見ておいたほうがいい所
割れていたらアト大変ですよ
駒が切れている分弱くなっている所であり
さらに張力がグンとかかる所だ、この手の修理はしょっちゅうだ、
時間がたつとやはり割れ発生
「ふふふそらみろ」と義治氏見通していたかのような言葉
角度決めて穴あけ開始
さて弦圧測定・・・・・・・・・
マイナスじゃん、もう一度
ボルト全て取ります
怪しい所は全てチェック
湿気が取れると・・・・・・・・・
削り作業はじめ〜
カンナがけで弦圧を出します
オーハシの甘すぎる音は弦圧の無さから
来る音ですね、ブワーンといいます
今までやったピアノで弦圧をいじらなかったピアノはいまだにないな〜
ヤマハの新しいのはガッツりあるし、
弦圧出しすぎるとこれまた鳴らず、腰のない細めのサスティーンが短いというか
減衰の早いピアノになります
フェルトカット
駒ピン穴あけ、オオハシ等特に3〜40年経過しているものは、駒エンドのところをよく見ないと
折れたり曲がったり割れたりしているものが多いですね
オオハシ弦圧を出してセット
オオハシ張弦開始
こう見ると古いピアノが良いと、いう事と現実現状のアンバランス
が見えてくる、現実は手を加えないと使えないのだ、
大橋ピアノこの年代のピアノの査定は無い、「希少だから」ということばに
値段が付く昨今の風潮はわからない
レスロー&デーゲンのコンビ
最強の弦を装填
アクション修理、全てのセンターピンを新品に交換作業、とダンパーフェルトの交換
このように大橋のピアノでもこれだけ年数がたてば当然膠きれの発生は必至、
やはりジャック〜等の部品がポロリ、全てのハンマー〜ウイッペンにいたるまでチェックは必要です
オオハシピアノ全弦張替え終了
修理に戻る
全てのセンターピンを交換、しかしこの作業は
アキルに尽きる、
このセンターピンを交換するだけでレスポンスが
格段にあがる、

ついでに膠切れチェックだ
新品に貼りかえられた、オオハシピアノペダル窓クロス
パネルバフガケ、しましたが、とりあえずきれいになり
大きく変わらず・・・・・・・・・・・・
ジャックスプリング折れ発見
フレンンジブッシングが抜けてしまった・・・・ブッシングホールを作る作業
えーと先ず穴にブッシングを入れていきまして、・・・・・・・・・・めんどくさいため以下省略
ちあきなおみベスト
1980円で買ってきました
今日一日ぴあぴっとは歌謡曲
男のアイロン掛け、切ないものを感じる
ペダルも磨かれぴかぴかです
底板ビスも新品に交換
オオハシピアノ132 調律と整音 開始、弦が新しいために安定させるために何回も調律を繰り返します
レスローの新品弦はさすがに伸びがよく、立ち上がりの音のよさと艶は絶品
ダンパー総上げ、ダンパーフェルトも新品なために当たり接地を調べる
黒鍵部分のバフガケ
象牙ッ漂白準備
なべさん駄目押しです、
部分部分やり直す、いいもとさん、
本日はお日柄もよく
象牙漂白にはもってこいの
太陽いっぱいです
象牙も漂白されきれいになり
整調開始、
これで8回目の調律、新品弦は安定しませんが、どの新品ぴあのも同じで
安定させるため何度も調律を繰り返します
3度目の整音、やっといい音になりやした

見れます、おと出しできます

柔らかく気持ちよく、このぐらいの手の入れようで
やっとよくなるんです、
これはこれまた一枚木目、贅沢なツキイタだ
側面カツラ剥き、の一枚丸々使うことの出来た
この時代ならではの逸品