ヤマハU7  予約済み、現在オーバーホール中
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ヤマハU7入荷状態はかなり綺麗、といっても昭和40年製
外装はかなり綺麗だし年数の割にはいいところにおいてあったせいもあり弦さびもかなり少なめ
しかし50年近く経つピアノ、弦〜金属の劣化はいうまでもない、当然捨てます
鍵盤は象牙一枚もの状態はOK,かけ割れもなく良好
弦をはずす前に細かい元の状態の寸法等チェック
弦の張力を均等に緩めていきます
フレームもかなり綺麗そうだ
ただしフレームのビスは磨きなおさないといけない
弦〜ピンをはずし今度は古いピンブッシュを抜き取る作業、このときにもう一度弦圧のチェック
ヤマハU7特有の総アグラフ、この部分は通常見るピアノの中身と一線を引くところあり
GPをかなり意識したフレーム構造になっている
落書き禁止
ヤマハU7のはかま部分の再塗装
ナベサンはこの元の金色が嫌いらしい
とてもダサい色だと
スタインウエイ純正の金粉
年数のたったU7の弱点
ウイッペン~ジャックのセンターピンスティック、これを治さないU7は最悪の
結果を招く
1個1個部品をはずしてセンターピンの交換をしていきます
はかまの塗装、一度ペーパーで古い塗装を剥ぎ取ります
金属のプライマーで下地を造ります
下地、この作業は一般的に知られていない
元の金色の上から金色を塗装してもダメ
その時だけは綺麗に乗るが、そのうちぽろぽろと剥げ落ちる
下地プライマーは塗装の密着度を強烈に高める素材です
車でも何でも使われている、
写真を2度使ってしまったが
塗装のさいの大きな重要なところです
義治氏一服
いつものことだがペダルが綺麗になるとなぜかうれしくなる
ペダルが光っていると引き締まるですね!
アクション系の各部交換
ハンマー交換
このあたりは何と説説明したらいいのか。とにかく快適に使えるべく
細部にわたり交換を施すということか
ダンパーレバーロッドの磨き
正確性と根気との戦いのところだ
ブラウンサンバーストに変身、渋い感じでGOOD
カスタマイズカラー
鍵盤は黒檀に変更バージョンUP
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