カワイBL71消音ユニット付ワイン木目

420000円

カワイBL71ワインレッド木目 この状態で見るとどこも何も悪くないように見える
プロは見逃していない、究極のところを見ていた、きれいだし消音もついているし・・・・これは販売用の言葉
中身もやや不安があるが今は快適に使える、しかし音が。。このボディがあるのに…おかしいなと感じた

調律師の業界でもいよいよ今年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

ミドルセクションはこうして作り上げます

まさにカスタマイズのBL71になる、オリジナルをはるかに超えた
ピアノにしたい。
よくそのままで売れるよ!、とか言われたりもするが、やはり35年〜もたっているもの、いくらキレイでも
それだけの年数磨耗、劣化は当然のごとく進むわけで、弦だけ取ってみても36年目から使う弦とすべてを総張替えさえれた弦1年目から使うのでは雲泥の差がある、確かにピアノ線はギターと違い寿命は長い、ギターなどは持って4ヶ月だろう、しかし35年〜持った弦はそろそろ確実に寿命が来ているといってもよい
事実新品弦と35年たった弦の響きは顕著に現れる、素人が聞いても解るくらいだ、
ピアノに携わっている人間こそそういうところが気になってしょうがない、職人がたギ、なのだろうか
今日もぼちぼちコーヒーを飲みながら弦がはずされていく

向こう40年ぐらい持つレスローの弦
上質であり鋼材炭素が均一で粘りがある音が特徴
硬質な弦なために硬く感じられるところもあるが、抜群のサスティーンを約束してくれる
弦衰の長さも抜群であり世界中で認められたピアノのトップ弦メーカー

黒のチューニングピンからメッキピンに変更

張りこまれる弦はドイツ製レスロー弦だ

バスげんはいいのだしかし中高音域が伸びない
これは弦圧がないのか?しかし中高音で弦圧が無くなるということは意外に少ない
中〜低音にかけて弦圧がなくなていることはよくある
・・・げんの寿命だなこれは・・・・・と感じていた

このカワイBL71W、弦ピンがきれいだった、しかし弦はすでに寿命が来ていて
音伸びと音ヤセは感じるにいたるところまできていたのだ
中古屋さんではそのまま売ってしまうところなのだが、そこはピアピットいつものように
弦ピンぶっつしゅに至るまで新品に交換してしまう
やはり鳴りの要でもある弦は死んだら使えなくなる、心臓部分とでも言えよう
取り替えることによりまた40年〜という耐久性はあるので使える

職人は気を抜かないというより新品で使ってもらえることが一番うれしいし
自分たちが手を加えているのだから愛着度も伝わる
張りこむ弦はドイツ製のレスロー弦だ。鳴りと耐久性は世界一だ

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弦ピン関係を取り外す作業、地味で時間もかかる作業だけれども取り替えることにより新品以上のレスポンスと鳴りは補償できるところにある、間違いなくチューンされたBL71が出来上がる、

チッピング音上げ作業

ダンパー交換作業

ハンマーヘッドの交換今回BL71につくハンマーはパワーを持たせたシデハンマー
鳴りのところを強調するハンマーを採用

チューニングピンブッシュが打ち込まれていきます

津田沼のイシバシ楽器で見つけた
デジテックのワーミー