外装のカスタマイズ デザインナベサン センスの良さを期待
マットな感じで上品かつ高級感たっぷりのピアノに

カワイピアノ 戦前ものすべてが今のものと違う最高の傑作

外装のカスタマイズ

カワイぴあの、このモデル私も2度目、というかいままで2台目を見たという感じです。

アポロ調律学院卒業

外装パネル、オリジナルは真っ黒、カスタマイズするとこれまた最高

ビンテージものの醍醐味かもしれない
新品同様に生き返ったものはまさに2台とないものとなり、甘く清んだ音と象牙黒檀の感触
これ至福のピアノとなるのだ

モダーンな外装をカスタマイズ
今やこういう組細工のような手法は使わないパネル

渋く木目を生かしたピアノに変身

まさによみがえるカワイぴあの根源のピアノ フレンジ等の出来は最高ヨーロッパスタイルを持つ
今や部品もないので、壊れた場合は作る(加工)して充てることになる

黒檀鍵盤完成

バットスプリングコードの交換 やはり交換しておきたいスプリングだ

塗装ビンテージマットブラック
なぜ急げなかったか、この色湿度でカラーが変わるので塗装を拭くときの条件は
湿度が少ない時に限る。湿度が多いと白く濁ってしまう。

弦メーカー最高峰、レスロー、(ドイツ製)

中古ピアノを弦〜ピンを交換すると当時の味が無くなるという人がたまにいますね
何が味なのかさっぱりわからんわけで、古い死んでいる弦を味といい
ハンマーは使い切っているものも味という。????
おまけに快適性のないアクション運動も味という、要は触ることができない業者の言い訳のように
聞こえてくるのだ。最高のコンディションで快適に使え、当時の共鳴板をフルに鳴らすことができる
ことが本当の味だと思う、味付けができるということが調律師としての醍醐味なところもある
意味違う味という言葉が販売系でことごとく使われている。冷静に言葉の意味を考えることもいいピアノに出会えることでもある。   レトロな車のスタイル、味があっていい形だ、という表現はいいが、ぼろさゆえに手がかかってかわいくてしょうがないこのぼろさが味なんだよね、…これもOK
販売程度に乗せこむとこれがまた不可解な味という表現に変わってしまう、当時の新品に戻す、いやそれ以上のピアノにしたい情熱は味という言葉に負けたくはない、今日この頃

最高の味に仕上げるつもりだ

調律師の業界でもいよいよ今年から国家資格導入ということに
今まで日本調律師協会という団体があり試験を受け入会するというほうしきにて数十年、その調律師協会の働きかけにより
やっと国家資格制度にまでこぎつけた、今までだれでも今日から私は調律師で通っていた、大変な勉強をし見事調律師協会の
資格をとっても一般的なところで認知度は低く、お客様が判断するところにまでいたらなかった。
いかがわしい調律師も、怪しい調律師も、調律師協会の調律師も同じ土壌にいたわけだ
ところが今度は実に大きく変化していくだろう、まあいうなれば調律師の仕分けと言う段階にきたわけだ
しっかりと線引きが出来る、当然調律師というなれば国家資格あるべきと言うことになる
地道に努力している人間にとっては諸手を上げて賛成だ
それとホール関係などは当然国家資格保持者以外は触らせないということにもなるし、学校関係も同じようになる
一生懸命勉強して日本ピアノ調律師協会の資格を取得しまいにちがんばっている調律師にとってはとてもうれしい
ユーザーもレベルの高い技術を得られると言うわけだ
今度こそユーザーにもこういう制度があることを強く伝えたい
3級2級1級  調律師協会合格レベルは2級以上となる、
建築系と似ているかも大学卒業で2級建築士 国家資格1級はさらに難しくなる
すでに3月半ば現在合否通知が届いている
ナベサンも2級合格やれやれ、もう1級もうけたくないといっている
実技はともかく学科が頭にはいらないらしい???まあ一応合格ということでピアピット受けた人間2級みな合格です

チューニングピンブッシュ打ち込み

本日はチーズフォンデュ大会〜〜

現状のトルクを図るトルクレンチ

弦圧のチェック測定

パーツを取り外す、足をとるときは
キャスターを外した穴の奥に足を止めているビスがあるのだ。ばらしのほうがややめんどくさいのだ

棚板〜足すべて取り外しフクチャンのブースへ移動

命となる弦圧測定 これが出ていないととても面倒な作業になるが
この時点でGOODな弦圧なのだ

横の小さなパーツがこの間を区切る飾りとなる

ピアノカスタマイズの世界 ボディももちろん重要なところだ

アクション各部スプリング金属系はすでに寿命〜新品に交換されていきます

アクションハンマーヘッドカワイ用に特中
アクションはフレンジ系全く今今現存する部品ではない
ない場合はピアピットで作る オリジナルの既存部品を完璧に動かしたい。そうでないとこのピアノの価値観が失われないような修理メンテを入れていく

モダンな外装作りこみは豪華

調弦最終チェックとアクションの合わせ作業

何十年たてど部品はある。ピアノは100年も前にUPは完成の域に
来ていたがため部品はほとんどパーツとして今でも現存するのだ

このバットスプリングも今のピアノにぴったりと合う、規格はほとんど変わらないということを覚えておこう

新品バットスプリング

ブライドルテープの交換と同時に進行する スプリングコードの交換は実に面倒な交換なのだが
このスプリングは運動からくり系になくてはならないスプリングだ

黒檀鍵盤に変更 ついに今月から値上がりになった黒檀  これは在庫分

象牙鍵盤バフがけ

クロスパンチング等も新品に全部交換

もともとは真っ黒のピアノ 飾りがとてもかわいいのでモデファイは重要なポイント
ピアのパーツ素材が生きるピアノに変身させたい

ダンパーおそらくレンナー製のダンパー〜アクションがついている
ダンパー幅9ミリ国産は10ミリサイズが一般的だ
フェルトも新品に交換されます

細部にまで飾りがしっかり施されている

カワイこの字体かっこよすぎる
今では絶対にないカワイ純正字体だ

ダンパーフェルトの取り付け

鍵盤バランスキーピンの交換 腐食してしまっているのですべて交換

ピンブッシュが入る穴は現在の規格外
特注で制作。カワイヤマハより穴が小さい10ミリなし

一気にオーバーホールの道に投げ込まれる
ピアピット新人、すべて1から学べる。

パネル等の作りこみは最高のレベルと最高の材を使っている

外したビス類の長さ等なくさずに保管する 今の河合と全く違う作りこみなため、今現在の規格はほとんど参考にならない

象牙鍵盤

カワイロゴもこのように他では見ない1品もの

このピアノナベサン所有もの。これからOHですね 外装と等も木目に変更
ウォルナットサテンものにしたいですね

出来上がりはきっと圧巻でしょうね

今年新しく入社する渡辺君、お父さんも品川で調律師なのだ

カワイロゴマークも全く今と違うもの

側面のモダンな感じは重厚感を醸し出す

展示中に戻る

カワイのピアノに今度はドイツ製のレスロー弦を張りこんでいく
最高級の弦だ。そうすることによりまず共鳴板、弦とチューニングピン ブッシュ
と作業は最高のもので組み上げてきている、この間全く正常値の世界、最高のものが刻々と
作りこまれていく、鳴りの弦では追随を許さない弦、

フレームには唐草の飾りフレーム、ヨーロッパを意識していた時代を感じさせる