タケモトピアノの買取|評判と「買取不可」になるケースを整理
- タケモトピアノの事前査定は電話・ネットの自己申告ベースで、金額の確定と現金払いは引き取り当日です。良い評判(提示どおり支払われた)と悪い評判(当日減額)は、申告と実物のズレで分かれています
- 公式サイトに「買取不可」の条件は書かれていません。実例では①製造終了・流通の少ないブランド②50年級の年式+損傷③申告と実物の差、の3パターンで断られています
- 40年物でも毎年調律したグランドは満額買取の報告があり、境目は年式より状態と手入れです
- 1社の「値段がつかない」は全社の答えではありません。同じピアノに0円と3万〜5万円が付いた実例が両方向にあります
テレビCMで名前は知っているけれど、いざ査定を頼もうとして口コミを調べたら、良い評判と悪い評判が両方出てきて不安になった——という方は多いと思います。この記事では、タケモトピアノの買取の仕組みを公式サイトの一次情報で整理し、口コミサイト3つの評点と実際の投稿、「買取不可」になったケース、断られた後の次の一手まで、事実ベースで解説しています。
ピアットは、特定の買取業者ではなく、各社が公式に公開している情報とGoogleに投稿された口コミをもとに、中立の立場でピアノ買取業者を比較・紹介するポータルサイトです。相場やサービス内容は、各業者の公式情報をご確認ください。
タケモトピアノとはどんな会社か
タケモトピアノ株式会社は、1979年に高知市で創業し、現在は大阪府堺市に本社を置く中古ピアノの買取会社です。買い取ったピアノは自社工場(ロジセンター)で修理・再生し、海外50カ国以上へ輸出しています。工場には常時4,500台のピアノを保管していると公式サイトに記載があります。
公式サイトは「日本全国ピアノ買取台数1位」をうたっています。この表記に調査元や集計時期の注記は確認できませんでした(2026年8月19日時点)。査定から引き取り、修理、海外出荷までを全て自社で行っており、公式はこれを高額買取ができる理由として挙げています。
買取の流れ|金額が確定するのは「引き取り当日」
タケモトピアノの買取は、公式サイトによると次の流れで進みます。
- 査定の準備: ピアノのブランド、機種名、製造番号(4〜7桁)、ペダルの本数を調べておく
- 無料査定の申し込み: 電話(9時〜19時、土日祝も受付)またはインターネット(24時間)
- 買取金額の連絡: 電話かメールで金額の提示
- 引き取り: 当日は運搬専門スタッフが梱包して搬出
- 支払い: 当日、運搬スタッフが現金で支払い
この流れで押さえておきたいのは、事前の査定額は電話やネットでの自己申告をもとにした金額だという点です。スタッフが実物を見るのは引き取り当日で、支払いも当日その場で行われます。つまり、申告した内容と実物にズレがあれば、金額は当日に変わり得る仕組みです。後で見る口コミの分かれ方は、ほぼこの一点から説明できます。
費用は原則無料。例外は「特殊作業」
査定料と通常の運送費は無料です。公式FAQには「査定や通常の運送でお客様からご料金をいただくことはございません」とあり、続けて「※搬出で大型重機などの特殊作業が発生する場合、別途費用が発生することがございます」という注記が付いています。クレーンが必要な設置場所などでは、無料の範囲を超えることがあるわけです。
評判・口コミ|良い評判と悪い評判はどこで分かれているか
口コミサイトの評点を並べます(2026年8月19日確認)。
| 口コミサイト | 評点 | 件数 |
|---|---|---|
| ヒカカク! | 3.30点 | 77件 |
| Googleマップ(本社) | 3.0点 | 29件 |
| みん評 | 2.71点 | 60件 |
3つとも5点満点の3点前後です。ヒカカク!とGoogleマップの内訳を見ると、星5と星1に票が集まっていて、真ん中が薄い分布になっています。投稿を読み比べると、良い評判と悪い評判は内容がはっきり分かれています。
良い評判は「提示どおり支払われた」に集まる
高い評価の投稿には、事前の提示額がそのまま支払われた報告が並びます。ヒカカク!には、ヤマハYM5を電話交渉で17万円から24万円まで上げてもらい、当日も「査定どおり24万円で買取していただきました」という2022年1月の投稿があります。みん評の2025年12月の投稿では、エレベーターなし5階の40年前のカワイを他社に断られた末、タケモトピアノの提示1万5,000円が当日もそのまま支払われています。同じみん評の2022年12月の投稿には、メーカーの査定は0円だった50年前のピアノを6万5,000円で買い取ってもらえたという報告もあります。
悪い評判は「当日の減額・費用請求」に集まる
低い評価の投稿は、引き取り当日に金額が変わった報告に集中しています。みん評の2023年12月の投稿では、当日にネズミがかじった跡が見つかって査定が0円になり、交渉の末に1万円で決着しています。同じみん評には、事前に15万円と言われたサイレント付きピアノが、当日サイレント機能の不具合を理由に8万円になったという2020年2月の報告も。ヒカカク!の2021年7月の投稿は、査定0円のうえ輸送費1万5,000円を求められ、他社では5万円で買い取られたという内容でした。
分かれ目は、事前申告と実物のズレ
両方の投稿を並べると、評価の分かれ目が見えてきます。事前の査定額は自己申告ベースなので、当日の実物が申告どおりなら提示額のまま、申告にない傷や不具合が見つかれば下がる。この記事で挙げた範囲では、満額で終わった例は当日の実物に問題が見つからなかった報告で、減額された例は当日に初めて指摘された箇所をめぐる報告でした。売る側にできる対策は、内部の状態まで含めて事前にできるだけ正確に伝えることに尽きます。
「買取不可」になるのはどんなピアノか
検索すると「タケモトピアノ 買取不可」という言葉がよく出てきますが、公式サイトに買取不可の条件は書かれていません。買取ページにあるのは「一部地域、作業内容によりお断りさせていただく場合もあります」という一文だけです。そこで、実際に断られた・値段がつかなかった実例を集めると、だいたい3つのパターンに分かれます。
パターン1: 製造終了・流通の少ないブランド
知恵袋には、スタインマイヤーのピアノを「もう製造されてないので値段をつけれない」と説明され、有料引き取りを案内されたという2021年の相談があります。この相談の回答には、海外で売りやすいのはヤマハ・カワイの2大ブランドで、それ以外のブランドは値付けが難しくなる、という趣旨の指摘が付いています。
パターン2: 50年級の年式に損傷が重なったもの
みん評の2025年6月の投稿には、50年以上前のヤマハピアノが見積もりを取った3社とも買取不可で、引取料金が最も低かったタケモトピアノに引き取りを頼んだという例があります。ただし年式だけでは決まりません。同じみん評に、40年物のヤマハC3グランドが「当日の現物査定でピアノは特に問題ない」とされ、満額が支払われたという2026年2月の投稿があります。この方は毎年調律をしていたと書いています。境目は年式そのものより、損傷の有無と手入れの状態にあると読めます。
パターン3: 申告と実物の差
口コミの項で見た当日減額のケースがこれにあたります。反響板のずれ、ネズミの跡、天板の破損といった、事前の申告に含まれていなかった箇所が引き金になっています。
買取不可のときの引き取り費用
値段がつかない場合、引き取りは有料になることがあります。知恵袋には、40年前のアップライトが査定0円で「今月中なら無料、来月からは引き取り料3万円」と案内された2013年の相談があります。この相談者は、その後別の会社で3万円の買取+無料引き取りになったと書いています。無料引き取りと有料引き取りの境目がどう決まるかは、ピアノ引き取りの費用と仕組みの記事で詳しく解説しています。
買取不可・査定に納得できなかったときの次の一手
覚えておいてほしいのは、1社の「値段がつきません」は、すべての会社の答えではないということです。
実例がそれを示しています。タケモトピアノで査定0円だったピアノが、他社で3万円や5万円で買い取られた報告がある一方、メーカーで0円と言われたピアノをタケモトピアノが6万5,000円で買い取った報告もあります。どちらの向きの逆転も起きるのは、会社ごとに再販ルートと在庫事情が違い、同じピアノでも評価が変わるからです。
だから、査定は最初から2〜3社に出すのが近道です。その際、機種名・製造番号に加えて、傷・不具合・設置場所(階数や搬出経路)まで伝えてください。処分するかどうかで迷っている場合は、ピアノの処分費用の記事も参考になると思います。
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タケモトピアノのよくある質問
電子ピアノも買い取ってもらえますか?
公式サイトの取り扱い種類には、アップライト・グランドピアノと並んで電子ピアノが明記されています。ただし対象であることと値段がつくことは別で、知恵袋には自動演奏付きの電子ピアノが0円提示だったという2013年の投稿もあります。電子ピアノも他のピアノと同じく、複数の売り先での比較をおすすめします。
査定や運送にお金はかかりますか?
査定料と通常の運送費は無料です。公式FAQに「査定や通常の運送でお客様からご料金をいただくことはございません」とあります。例外は搬出に大型重機などの特殊作業が必要な場合で、別途費用が発生することがあると注記されています。
古いピアノでも売れますか?
公式FAQは「古くても、お買取りできるピアノはたくさんあります」と答えています。実例を見ると、40年物でも手入れが良ければ満額買取があり、50年級で損傷があると買取不可や有料引き取りになっています。年式だけで諦めず、状態を正確に伝えて査定を受けてみてください。
買い取られたピアノはどこへ行きますか?
自社工場で修理・再生されたあと、海外へ輸出されます。公式サイトによると輸出先は世界50カ国以上で、「世界中の子どもたちに笑顔と音楽、平和」をモットーに海外出荷されるとしています。
まとめ|査定額は「事前の伝え方」で守る
タケモトピアノの買取は、事前査定が自己申告ベースで、金額の確定と支払いは引き取り当日です。良い評判は提示どおり支払われた報告、悪い評判は当日の減額・費用請求の報告に集まっていて、分かれ目は申告と実物のズレにあります。買取不可の条件は公式には書かれていませんが、実例では製造終了ブランド・50年級の損傷・申告との差の3パターンでした。
覚えておいてほしいことは1つです。査定額は会社の提示だけでなく、こちらの伝え方でも決まります。傷も不具合も先に全部伝えた金額は崩れにくく、複数社に同じ条件で伝えれば、どこが高く評価してくれるかを数字で比べられます。
まずはピアノの屋根を開けて、機種名と製造番号をメモするところから始めてみてください。
記事中の会社情報・買取の流れは、タケモトピアノ公式サイトを2026年8月19日に確認したものです。口コミは各サイトに実際に投稿されたものを出所付きで引用していますが、個人の投稿であり内容の検証はできません。買取の可否・金額を保証するものではありません。
- タケモトピアノ公式サイト(買取の流れ・FAQ・会社概要・海外出荷): https://www.takemotopiano.com/
- ヒカカク!「タケモトピアノの買取情報・口コミ・評判」(3.30点/77件): https://hikakaku.com/company/200/
- みん評「タケモトピアノの口コミ・評判」(2.71点/60件): https://minhyo.jp/takemotopiano
- Googleマップ「タケモトピアノ(株)本社」(3.0点/29件)
- Wikipedia「タケモトピアノ」(会社概要・沿革): https://ja.wikipedia.org/wiki/タケモトピアノ
- Yahoo!知恵袋の売却相談(個人の投稿であり検証はできません。参照URL一覧は編集部で保管)
本記事は法令原文・公的機関の公表資料・各社の公開情報を確認したうえで、ピアット編集部が作成しています。運営者情報は運営会社ページをご覧ください。
最終更新:2026年8月19日