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種類別のピアノ買取

電子ピアノの買取|500社以上を調べてわかった「買う店・買わない店」の違い

最終更新:2026年8月6日 案内役:ぴっとちゃん

「電子ピアノを売りたい」と思って買取店を探すと、ピアノを扱う店ならどこでも買ってくれそうに見えます。実際は違いました。

ピアットが114エリア・686件(685社)の買取店の公式情報を1件ずつ確認したところ、電子ピアノの買取を公式に明記していたのは550件。残る136件は電子ピアノを買い取っておらず、うち134件は「生ピアノは買うが電子ピアノは買わない」店でした。逆に電子ピアノは買うのに生ピアノを買わない店が229件あります。

つまり電子ピアノと生ピアノでは、行くべき店がほとんど別です。このページは相場の目安を並べるのではなく、実際に電子ピアノを買い取っている店がどこで、どういう条件を付けているのか、そして型番ごとにいくらで売れているのかを、調査した実数と各社の公開実績で整理しています。年式で断られて処分に回す前に、ぜひ読んでください。

このサイトについて

ピアットは、特定の買取業者ではなく、各社が公式に公開している情報とGoogleに投稿された口コミをもとに、中立の立場でピアノ買取業者を比較・紹介するポータルサイトです。相場やサービス内容は、各業者の公式情報をご確認ください。

結論:電子ピアノの買取店選びで押さえる5点
  1. 電子ピアノを買う店と生ピアノを買う店は別集合。686件中、電子ピアノ対応は550件、生ピアノ(アップライト)対応は453件。両方に対応する店ばかりではありません
  2. 4機種すべてを買い取る店は71件だけ。生ピアノと電子ピアノをまとめて売りたいなら、店はかなり絞られます
  3. リサイクル系は電子ピアノ中心。ハードオフ・トレジャーファクトリー・セカンドストリートは生ピアノの買取記載がなく、電子ピアノが対象です
  4. 年式の条件は「5年」から「制限なし」まで店によって違う。BOOKOFFは製造から5年以上、島村楽器は8年以上が対象外。一方セカンドストリートは「年式による制限を設けていません」と明言しています。1軒で年式を理由に断られても、他店では買い取れることがあります
  5. 「相場◯万円」を鵜呑みにしない。同じ型番(CLP-685)が実績で6,500円と62,000円=約9.5倍差。9年落ちでBOOKOFF・島村楽器では対象外の機種が、年式条件のない店では6万円で売れています。数字は査定してみないとわかりません

電子ピアノを買う店・買わない店の実数

ピアットが掲載している買取店を機種別に数えると、次のようになりました。1件ずつ公式サイトで買取の対象機種を確認した結果です。

対象機種対応している店掲載686件に占める割合
電子ピアノ550件80%
アップライトピアノ453件66%
グランドピアノ441件64%
エレクトーン98件14%

ピアット掲載の114エリア・686件(685社)を集計。各社が公式サイトで買取対象として明記している機種を数えたもので、記載のない機種は対象外として扱っています。

電子ピアノが最も多く、エレクトーンが極端に少ないことがわかります(対応98件の内訳はエレクトーンの買取で詳しく扱っています)。ただ、この表よりも大事なのは「重なっていない」という点です。

電子ピアノだけを買う店が229件、生ピアノだけを買う店が134件

550件と453件だから大半が両方に対応している、とはなりませんでした。内訳はこうです。

タイプ件数主な顔ぶれ
電子ピアノのみ
(生ピアノの買取記載なし)
229件ハードオフ、トレジャーファクトリー、セカンドストリート、買取マクサス、愛品倶楽部、クロサワ楽器、イシバシ楽器 など
生ピアノのみ
(電子ピアノの買取記載なし)
134件カワイ直営、ミリオン楽器、地元のピアノ専門店 など
4機種すべて対応71件島村楽器37件、地元の総合楽器店29件、楽器の買取屋さん5件

生ピアノ=アップライトまたはグランド。4機種=アップライト・グランド・電子ピアノ・エレクトーンのすべて。

電子ピアノを売りたい人にとって、「ピアノ買取」の看板を出している店の約2割は最初から対象外ということになります。とくに地元のピアノ専門店・調律師系の店・メーカー直営店は、生ピアノしか扱わないことが多いのが特徴です。カワイの直営ショップは11件すべてが電子ピアノ対象外で、しかも買取対象はカワイ製の生ピアノに限られていました。

逆に、リサイクル系のチェーンは電子ピアノ中心です。ハードオフ61件・トレジャーファクトリー25件・セカンドストリート27件は、公式サイトで生ピアノの買取の記載を確認できませんでした。

理由を明記している会社もあります。セカンドストリートは「重量81kgを超える大型楽器はお取り扱いができないため、グランドピアノやアップライトピアノの買取はできません」と公式に書いています。BOOKOFFも買取対象外商品として「輸送や処分が困難なもの EX.)電子オルガン(エレクトーン)、ピアノ」を挙げています。生ピアノは200〜400kgあり、輸送と保管のコストが商品価値に見合わないためです。

ぴっとちゃん
「ピアノを買い取ります」と書いてあっても、それが生ピアノのことなのか電子ピアノのことなのかは、店によって違います。問い合わせる前に、その店の公式サイトで対象機種を見ておくと空振りが減ります。

年式の条件は「5年」から「制限なし」まで店によって違う

電子ピアノは中身が電子部品なので、生ピアノと違って年式そのものが買取可否の分かれ目になることがあります。しかもこの基準は業界で統一されていません。主要チェーンの公式サイトで実際の記載を確認したところ、こうなりました。

買取店電子ピアノの年式条件公式サイトの記載
BOOKOFF製造から5年以上は対象外買取対象外商品として「製造から5年以上経過した電子ピアノ」と明記
島村楽器製造から8年以上は対象外買取ができない電子ピアノとして「製造から8年以上経過しているもの」と明記。別ページには買取できる条件として「製造から7年以内であること」
セカンドストリート年式の制限なし「電子ピアノは年式による制限を設けていません」と明記
トレジャーファクトリー公式に記載なし電子ピアノは「楽器」に分類。年式条件があるのは家電製品(10年以内)で、楽器には設けられていない
ハードオフ公式に記載なし電子ピアノ固有の年式条件は公式サイトに記載がありません

2026年7月時点で各社公式サイトの記載を確認。条件は変更されることがあるため、実際の可否は各社にご確認ください。

ここが電子ピアノ買取のいちばん大きな落とし穴です。たとえば製造から10年経った電子ピアノを持っている場合、BOOKOFFと島村楽器では年式を理由に買取対象外になりますが、セカンドストリートは「年式による制限を設けていません」と明言しています。トレジャーファクトリーも電子ピアノに年式条件を設けていません。

つまり1軒で「古いので買取できません」と言われても、それはその店の基準にすぎません。年式で断られたら、年式条件のない店に相談してみてください。

「10年以内」は電子ピアノの条件ではない

誤解が生まれやすいのがトレジャーファクトリーの「家電製品は製造から10年以内のお品物が買取対象となります」という条件です。この10年ルールを電子ピアノに当てはめてしまいがちですが、同社のカテゴリ分類では電子ピアノは家電ではなく「楽器」です(「楽器/ギター、キーボード、ドラム、電子ピアノ、アンプ、など」)。買取できないもの一覧でも楽器カテゴリは「特に無し」となっており、10年ルールは電子ピアノには適用されません。

島村楽器は8年以上でも「引き取り」はしてくれる

島村楽器の8年ルールで大事なのは、買取ができないことと、引き取ってもらえないことは別という点です。同社は買取対象外になった電子ピアノについて、有料での引き取りと、買い替え時の無料引き取りを用意しています。売るのは無理でも、処分の窓口にはなります。

なお、この8年ルールは電子ピアノだけの条件です。同社のアップライト・グランドとエレクトーンの買取ページに年式の条件はなく、買取できないものとして挙がっているのは「音が出ないなど、通常使用に支障があるもの」「分割払いなどお支払いが完了していないもの」だけでした。生ピアノに年式の壁はありません。

ぴっとちゃん
年式の条件は業態では読めません。リサイクル系でも制限なしの店があり、楽器店でも8年で切る店があります。「古いから無理」と決めつけずに、条件を出していない店を当たってみてください。

発売年で「売れる店」が変わる

前の章の年式条件を、実際の型番にあてはめてみます。よく出るヤマハ クラビノーバのCLPシリーズで、発売年と各社の年式条件を突き合わせるとこうなります。発売年はヤマハの公式ニュースリリースで確認したものです。

機種(発売年・経過年数)BOOKOFF
(5年)
島村楽器
(8年)
セカンドストリート
トレファク
CLP-885/875(2024年・約2年)
CLP-785/745/735(2020年・約6年)×
CLP-685(2017年・約9年)××
CLP-545(2014年・約12年)××

○=年式条件はクリア(買取対象になりうる)、×=年式を理由に対象外。発売年はヤマハ公式ニュースリリースより。経過年数は2026年時点。実際の買取可否は状態にもよります。年式条件の出典は前章のとおり各社公式。

ここでわかるのは、同じクラビノーバでも、2017年発売のCLP-685になるとBOOKOFFと島村楽器のどちらでも年式で対象外になる、ということです。9年落ちだと「古いので買取できません」と言われる店が出てきます。

ところが、です。そのCLP-685は、年式条件のない店では実際に売れています。

電子ピアノは実際いくらで売れているか

買取業者の楽器高く売れるドットコムは、型番・金額・時期・地域つきの買取実績を公開しています。ピアットは買取実績を持たないため、同社が公開している数字をそのまま引用します。直近のもので、家庭用電子ピアノに絞りました。

型番買取価格状態時期・地域
YAMAHA CLP-745WA68,000円程度良好26年6月・千葉県
YAMAHA CLP-685PE62,000円中古26年2月・茨城県
YAMAHA CLP-745B50,000円中古26年4月・愛知県
YAMAHA CLP-745R47,000円中古25年9月・佐賀県
YAMAHA CLP-745WA40,000円中古26年2月・東京都
YAMAHA CLP-745 DW30,000円中古25年12月・東京都
YAMAHA CLP-545B17,000円中古26年2月・東京都
YAMAHA CLP-545WA15,000円中古・椅子付き25年11月・東京都
YAMAHA CLP-440R13,000円中古25年11月・神奈川県
YAMAHA CLP-440R10,000円中古26年2月・東京都
YAMAHA CLP-47010,000円中古・木製鍵盤26年1月・東京都
YAMAHA CLP-685B6,500円中古25年10月・埼玉県
KAWAI CA901NW160,000円中古26年3月・東京都
KAWAI CA501A70,000円中古26年4月・東京都
KAWAI CA501A70,000円中古・椅子付26年1月・大阪府
KAWAI CA401A50,000円中古26年3月・千葉県
KAWAI CX302R35,000円美品・2025年製26年1月・神奈川県
KAWAI CA78A35,000円中古26年1月・東京都
KAWAI CN20127,000円程度良好26年5月・大阪府
KAWAI CA4923,000円中古・木製鍵盤26年5月・愛知県
KAWAI CN201LO21,000円中古26年3月・神奈川県
Roland FP-90X55,000円中古26年6月・東京都
Roland LX706GPKR45,000円中古26年6月・神奈川県
CASIO GP-100070,000円中古26年5月・大阪府

出典=楽器高く売れるドットコム(クラビノーバ買取実績ほか、2025年9月〜2026年6月)。同社の注記「※上記買取実績はあくまで一例です。状態によってはご希望の金額に添えないもの、お値段が付かないものもございますのでご了承下さい。」ピアットの買取保証額ではありません。金額は状態・付属品・時期で変動します。

先ほどのCLP-685は、2026年2月に茨城県で62,000円で買い取られています。BOOKOFFと島村楽器では年式で対象外になる9年落ちの機種が、別の店では6万円です。1軒で「古いので無理」と言われても、それはその店の基準にすぎないことが、金額ではっきり出ています。

「買取相場◯万円」はあてにならない

相場を調べて査定に出すと、多くの人が落差に驚きます。理由は、同じ型番でも金額が大きく振れるからです。上の実績表の中に、その証拠があります。

型番買取価格状態表記
CLP-685PE62,000円一般中古約9.5倍
CLP-685B6,500円一般中古

いずれも楽器高く売れるドットコムの公開実績。同一シリーズ・同じ「一般中古」表記でこの差。仕上げ(PE=黒鏡面/B=標準)や個体の状態差と考えられますが、公式に理由の記載はありません。

さらに、型番別の相場を公開している数少ない業者でさえ、同じ型番に別の数字を出しています。楽器高く売れるドットコムはCLP-785を、あるページで「60,000円〜110,000円」、別のページで「美品130,000円〜150,000円・中古品75,000円〜130,000円」と公開しています。どちらも同社の公式ページです。相場という数字そのものが、それだけ幅を持つということです。

ぴっとちゃん
「相場◯万円」を1つの数字で信じないでください。同じ型番で9.5倍も差がつくのですから、実際の額は査定してみないとわかりません。だからこそ、年式で断られない店を含めて複数社に当たる価値があります。1社の「古いので無理」で処分に回すと、数万円を捨てることになりかねません。

業態別のチェーン比較

掲載686件をチェーン別に整理すると、電子ピアノの扱いは業態できれいに分かれました。

買取店掲載数電子アップライトグランドエレクトーン
おたからや2192042192190
ハードオフ6160000
島村楽器5151504837
トレジャーファクトリー2525000
カワイ直営11011110
セカンドストリート2727000
買取マクサス77006
ミリオン楽器50550
地元・独立店24814815814949

掲載10件以上のチェーンと地元・独立店を抜粋(このほかBOOKOFF8・ヤマハ系5・楽器の買取屋さん5・エコリング5・イシバシ楽器4・愛品倶楽部3・クロサワ楽器2)。同一チェーンでも店舗ごとに対象機種が異なる場合があるため、支店単位で集計しています。

この表の「0件」の読み方

ピアットは公式サイトで買取対象として明記されている機種だけを「対応」として集計しています。記載がない機種は対象外として数えるため、上の表では生ピアノの記載がないチェーンが0件になります。

ただしハードオフは「対象外」と書いているわけではありません。公式FAQは生ピアノ・エレクトーンについて「取扱の有無は店舗により異なります。お近くの店舗までお問い合わせください。」としており、エレクトーンは取扱商品の例にも挙がっています。店舗によっては相談できる可能性があります。BOOKOFFとセカンドストリートは上記のとおり公式に対象外を明記しているので、この2社とは事情が異なります。

1. リサイクル・総合買取系 — 電子ピアノ中心

ハードオフ、トレジャーファクトリー、セカンドストリート、買取マクサス、愛品倶楽部。電子ピアノは買うが、生ピアノは公式に買取の記載がないのが共通点です。持ち込み前提の店が多く、大型の出張買取は家電に限る店もあります。

年式の条件はこのグループの中でも割れます。BOOKOFFは製造から5年以上を対象外とする一方、セカンドストリートは「年式による制限を設けていません」と明言し、トレジャーファクトリーは電子ピアノを楽器として扱って年式条件を設けていません。リサイクル系だから年式に厳しい、とは限りません

2. 楽器店・ピアノ専門店 — 生ピアノ中心、電子は店による

島村楽器は例外的に4機種すべてに対応し、51件中51件が電子ピアノ対象でした。エレクトーンも37件が対象で、これは掲載全体のエレクトーン対応98件の3分の1以上にあたります。一方、地元のピアノ専門店は生ピアノ寄りで、248件の地元・独立店のうち電子ピアノ対応は148件にとどまります。調律・修理を本業にしている店ほど、電子ピアノを扱わない傾向がありました。

3. メーカー直営 — 自社製の生ピアノのみ

カワイの直営ショップは11件すべてで電子ピアノが対象外、かつ買取対象はカワイ製の生ピアノに限られます。ヤマハ系も同様に自社製中心です。電子ピアノを売りたい場合、メーカー直営は選択肢になりません。

4. おたからや — 生ピアノ全店対応、電子は店による

掲載数が最も多いおたからやは219件中219件が生ピアノに対応し、電子ピアノは204件。エレクトーンは219件すべてで対象外でした。総合買取店なので、ピアノ以外の品物とまとめて相談したい場合には向いています。

電子ピアノは宅配買取が使える

電子ピアノ対応550件が、どの買取方法を用意しているかを数えました。

買取方法対応している店電子ピアノ対応550件に占める割合
店頭買取494件90%
出張買取463件84%
宅配買取264件48%
委託販売28件5%

各社の公式サイトに記載された買取方法を集計(複数対応あり)。宅配買取の送料負担・梱包資材の有無は店によって異なります。

注目したいのは宅配買取が半数近い264件で使えることです。生ピアノでは物理的に不可能な方法で、これは電子ピアノならではの選択肢になります。ただし電子ピアノでも重量は30〜80kg程度あり、スタンド一体型の機種は分解が必要なことも多いので、宅配を選ぶ場合は梱包の条件を先に確認してください。

出張買取は463件が対応していますが、リサイクル系チェーンの出張買取は「大型家電のみ」としている店があり、楽器は店頭持ち込みが前提のことがあります。出張を希望する場合は、楽器が出張の対象に含まれるかを確認するのが確実です。

お住まいの市で電子ピアノを買い取る店

ピアットでは、実際にその市に店舗があり、公式サイトでピアノ買取への対応を確認できた店だけを、市区ごとに比較しています。電子ピアノに対応している店の数は次のとおりです。

エリア掲載エリア数掲載店電子ピアノ対応
東京都38エリア161件117件
埼玉県24エリア144件115件
静岡県14エリア136件118件
群馬県4エリア70件64件
神奈川県9エリア55件37件
千葉県16エリア50件40件
栃木県2エリア40件38件
茨城県7エリア30件21件

電子ピアノ対応の店が多い市

掲載しているすべての市区は、東京都埼玉県千葉県静岡県神奈川県茨城県群馬県栃木県の各ページから探せます。出張買取に対応する店は市外にも来てくれるため、お住まいの市に掲載がない場合は隣接する市のページもご覧ください。

よくある質問

電子ピアノは、ピアノ買取店ならどこでも買い取ってもらえますか?

いいえ。ピアットが確認した686件のうち、電子ピアノの買取を公式に明記していたのは550件で、136件は電子ピアノが対象外でした(うち134件は生ピアノのみが対象)。とくにメーカー直営店(カワイ直営は11件すべて)や地元のピアノ専門店は、電子ピアノを扱わないことが多くなっています。問い合わせ前に対象機種の確認をおすすめします。

何年前の電子ピアノまで買い取ってもらえますか?

店によって基準がまったく違います。BOOKOFFは「製造から5年以上経過した電子ピアノ」を買取対象外と明記し、島村楽器は「製造から8年以上経過しているもの」を買取不可としています。一方セカンドストリートは「電子ピアノは年式による制限を設けていません」と明記し、トレジャーファクトリーも電子ピアノに年式条件を設けていません(同社の「製造から10年以内」は家電製品の条件で、電子ピアノは楽器に分類されています)。1軒で年式を理由に断られても、他店では買い取れることがあります。

生ピアノと電子ピアノを、まとめて1つの店に売れますか?

できる店は限られます。アップライト・グランド・電子ピアノ・エレクトーンの4機種すべてに対応していたのは686件中71件で、その半数は島村楽器(37件)でした。まとめて売りたい場合は、4機種対応の店を選ぶか、生ピアノと電子ピアノで別々の店に相談することになります。

リサイクルショップと楽器店では、どちらが電子ピアノに向いていますか?

どちらも電子ピアノを扱いますが、性格が違います。ハードオフ・トレジャーファクトリー・セカンドストリートなどのリサイクル系は電子ピアノ中心で、生ピアノは公式に買取の記載がありません。島村楽器などの楽器店は4機種に対応し、委託販売という選択肢を持つ店もあります。年式については、リサイクル系が一律に厳しいわけではありません。BOOKOFFは製造から5年以上を対象外としますが、セカンドストリートは年式制限なしを明言しており、楽器店の島村楽器は8年以上を対象外としています。年式で断られた場合は、年式条件のない店に相談してみてください。

電子ピアノを宅配で送って買い取ってもらえますか?

電子ピアノ対応550件のうち264件が宅配買取に対応しています。生ピアノでは使えない方法なので、電子ピアノならではの選択肢です。ただし電子ピアノでも30〜80kg程度の重量があり、スタンド一体型は分解が必要なことがあります。送料の負担・梱包資材の有無は店によって異なるため、事前にご確認ください。

エレクトーンも電子ピアノと同じ店で売れますか?

エレクトーンは対応店が極端に少なく、686件中98件(14%)だけでした。掲載数が最多のおたからや219件は公式にエレクトーンの買取記載がなく、BOOKOFFは「輸送や処分が困難なもの」の例としてエレクトーンを名指しで買取対象外にしています。対応が確認できたのは島村楽器37件、地元の楽器店49件、買取マクサス6件、楽器の買取屋さん5件などに限られます。詳しくはエレクトーンの買取をご覧ください。電子ピアノを買う店ならエレクトーンも大丈夫、とはならないためご注意ください。なおハードオフはエレクトーンを取扱商品の例に挙げつつ「取扱の有無は店舗により異なります」としているため、店舗への確認が必要です。

この記事の数字について
本記事の件数は、ピアットが掲載している114エリア・686件(685社)の買取店について、各社が公式サイトで公開している買取対象機種・買取方法の記載を1件ずつ確認して集計したものです。調査範囲は東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県・茨城県・群馬県・栃木県・静岡県で、全国のすべての買取店を網羅したものではありません。公式サイトに記載のない機種は「対象外」として集計しています。各社の対応内容は変更されることがあるため、実際の買取可否・条件は各業者の公式情報および査定でご確認ください。
最終更新:2026年8月6日