ギター売るならどこがいい?|買取おすすめ店とフリマの手取り比較
- 「ギターを売るならどこがいい」に1つの正解はありません。ギターのグレードで答えが変わります(10万円超=専門店の複数査定/3〜10万円=フリマと買取の比較/初心者セット=数千円覚悟で手渡し)
- フリマは高く売れますが、手数料10%+送料+梱包材で数千円引かれます。3万円で売れても手取りは約2万4,600円で、買取との差は見た目より小さくなります
- 買取で損しない手順は、写真の事前査定(LINE/Web)で2〜3社の金額を並べてから決めること。主要店は査定・出張・キャンセルまで無料です
- 値段がつかないギターも、ジモティーの手渡しなら処分料をかけずに手放せます
使わなくなったギターを売りたいけれど、専門店がいいのか、近所のリサイクルショップでいいのか、それともメルカリか——調べるほど答えがバラバラで決められない、という方は多いと思います。この記事では、人によって答えが違う理由から順に、売り先ごとの実際の金額差と手数料を並べて、あなたのギターの場合の答えを出せるように解説しています。
ピアットは、特定の買取業者ではなく、各社が公式に公開している情報とGoogleに投稿された口コミをもとに、中立の立場でピアノ買取業者を比較・紹介するポータルサイトです。相場やサービス内容は、各業者の公式情報をご確認ください。
答えはギターのグレードで決まる【結論の早見表】
「ギターを売るならどこがいいか」に1つの正解がないのは、お店の優劣の問題ではありません。売るギターのグレードによって、最適な売り先が変わるからです。
知恵袋の売却相談を読み比べると、それがよく分かります。クラシックギターの相談には「安いモデルは元値の15〜20%程度、10万円を超える高級モデルなら40〜50%程度」という回答が付き、別の相談には「売値が12万円くらいまでならメルカリ、30〜40万円以上の希少ギターなら専門店」という使い分けの答えがありました。初心者セットに至っては「買取は3,000円がせいぜい」。同じ「ギターを売る」でも、10万円のギターと1万円のギターでは、やるべきことがまるで違います。
先に結論を表にまとめます。
| 売るギター | 高く売ることを優先 | 手間をかけたくない |
|---|---|---|
| 有名ブランド・10万円超で購入 | 楽器専門店2〜3社に査定を並べる | 専門店の出張・宅配買取1社 |
| 普及モデル・3〜10万円で購入 | フリマと専門店の査定を比べて高い方へ | 楽器店・専門店の買取 |
| 初心者セット・3万円未満 | ジモティーなどで手渡しで売る・譲る | 買取は数千円止まりと割り切る、または処分 |
| 壊れている・音が出ない | 修理設備のある専門店 | 専門店の宅配買取 |
この表の根拠を、タイプ別の金額差から順に見ていきます。
売り先4タイプの実際の金額差
ギターの売り先は、楽器専門店(買取専門店・大手楽器店)、総合リサイクル店、フリマ・オークション、下取り・委託販売の4タイプに分かれます。同じ1本でも、どのタイプに持ち込むかで提示額は変わります。このうちフリマだけは「売れる金額」と「手取り」が大きくずれるので、次の項で独立して扱います。ここでは残る3タイプを見ていきます。
楽器専門店: 修理して売れる店は、値付けの上限が高い
楽器専門店の強みは、修理設備と販売網を自前で持っていることです。買取専門のリコレクションズは「自社にて販売網やリペア設備も持っていますので、最大限の評価で買取させて頂くことが可能です」と公式に説明しています。壊れた箇所を直すコストを自社で吸収できるお店ほど、傷んだギターにも値を付けやすくなります。
大手楽器店も、査定の体制は専門店側です。イシバシ楽器は「楽器専門スタッフによる確かな査定。ヴィンテージ品や希少モデルも楽器の価値を正しく見極め高価買取」をうたい、査定料・出張費用・宅配の送料に加えて、納得できなかった場合のキャンセル料・返送料まで無料としています。
総合リサイクル店: 手軽さの代わりに、査定が振れやすい
ハードオフやセカンドストリートは、店舗数が多く持ち込みやすいのが利点です。ただし売った人の投稿には、金額面の厳しい声が目立ちます。「新品同様の1万円のギターがハードオフで200円だった」という体験談や、「セカンドストリートは楽器の専門知識が薄く、店頭売価の1/4以下になることが多い」という回答が知恵袋に付いていました。
公平のために書き添えると、セカンドストリート側も専門化を進めています。公式サイトの紹介記事によると、GibsonやFenderなど人気メーカーは楽器専門の「セントラルバイヤー」が査定する体制とのことです。それでも、専門店とリサイクル店の両方に査定を出して比べれば、どちらが自分のギターを高く評価するかは数字で分かります。
下取り・委託販売: 買い替えるなら見逃せない
新しいギターに買い替えるなら、下取りの上乗せが効きます。島村楽器は買い替え時の下取りで査定10%UPを公表しています(適用条件があります)。急がない人には委託販売という道もあり、同じ島村楽器が「通常買取よりも高く売れるチャンス!自分で販売価格を決めたい方におすすめ」と案内しています。売れるまで時間がかかる代わりに、買取価格より高い金額を狙う仕組みです。
お店のタイプごとの基本的な違いは、ギター買取店の選び方をまとめた記事でも解説しています。
フリマは高く売れる。ただし「手取り」で考える
メルカリやヤフオクは、買取よりも高く売れることが多いです。知恵袋でも「7〜8万円で買ったギターが店舗買取1万円以下、メルカリなら2〜3万円」という回答が付いた相談がありました。買取業者の中間マージンがない分、金額の上限は個人売買のほうが高くなります。
そのまま鵜呑みにする前に、引かれるものを数えてください。メルカリの販売手数料は販売価格の10%(ヤフオクの落札システム利用料も同じく10%)。ギターの発送はらくらくメルカリ便の宅急便で最大サイズの1,700円(160サイズ)がかかり、ギター用の段ボールを買えば1枚650〜900円ほどします。
仮に3万円で売れたとすると、手数料3,000円+送料1,700円+段ボール約700円で、手取りは約2万4,600円。買取の提示額と比べるべきは出品価格の3万円ではなく、この手取り額です。買取査定が2万円を超えてくるようなら、フリマとの差は数千円まで縮まります。
ギターの発送は、フリマの中でも難易度が高い
金額の前に、そもそも送れるかという問題もあります。らくらくメルカリ便の宅急便は3辺合計160cmまでで、メルカリの公式コラムは「必ず楽器専用のハードケースに入れるように」としています。ソフトケースしか持っていない場合、ゆうゆうメルカリ便のゆうパック(170サイズ・1,900円)で頑丈に梱包するか、2025年6月から楽器に対応した「梱包・発送たのメル便」(200サイズで5,000円、集荷・梱包込み)を使うことになります。
梱包自体も、弦を緩める→緩衝材で包んでケースへ→ケース内を固定→ケースごと緩衝材で包む→段ボールに入れて隙間を埋める→封をする、と公式の手順で6ステップあります。ネックやヘッドは配送中の破損が起きやすい箇所です。この手間とトラブル対応を引き受けられるかどうかが、フリマに向くかどうかの分かれ目だと思います。
フリマに向く人・向かない人
向き不向きをはっきり言うと、フリマに向くのは「3〜10万円クラスのギターを、梱包の手間をかけてでも高く売りたい人」です。逆に、10万円を大きく超える希少なギターは、金額が大きいぶん購入者とのやり取りやトラブル対応の負担も重くなり、専門店を勧める声が優勢でした。初心者セットは送料と手数料で利益がほぼ消えるので、近所で手渡しできるジモティー(現金手渡しなら手数料無料)のほうが現実的です。
買取に出すなら「写真の事前査定→2〜3社」が近道
買取を選ぶ場合、損しない手順はシンプルです。写真で事前査定を受けて、2〜3社の金額を並べてから売り先を決める。主要な買取店は査定も出張も無料なので、比較のコストはかかりません。
主な売り先の条件を並べます(2026年8月19日確認)。
| 売り先 | 買取方法 | 事前査定 | 手数料・備考 |
|---|---|---|---|
| 島村楽器 | 店頭・出張・宅配・委託販売 | Web査定/LINE査定 | 宅配は全国送料無料 |
| イシバシ楽器 | 店頭・出張・宅配 | LINE査定/電話 | 査定・出張・送料・キャンセル料まで無料 |
| 楽器高く売れるドットコム | 出張・宅配・店頭 | Web1分査定/電話 | 査定料・出張料・宅配料が無料 |
| 楽器買取のまねきや | 店頭・出張・宅配 | LINE査定(24時間受信) | 楽器のほか貴金属・ブランド品もまとめて査定可 |
| 楽器の買取屋さん | 出張・宅配・店頭 | 電話24時間/LINE/メール | 出張費・査定費無料、最短30分 |
| ハードオフ | 店頭・出張・宅配ほか | オファー買取が事前査定を兼ねる | オファー買取は出品・送料無料 |
ハードオフの「オファー買取」は、写真を出品すると全国の店舗から買取金額の提案が届く仕組みで、これが事前査定の役割を果たします。ほかの各社のLINE査定やWeb査定は、ギター全体とヘッド、傷のある箇所の写真を送るだけです。この段階で概算が出るので、明らかに安い提示はここでふるい落とせます。現物査定は概算に納得した1〜2社だけに絞れば、出張に立ち会う手間も最小で済みます。
なお、いくらぐらいの提示なら妥当なのかは、型番ごとの相場データを先に見ておくと判断しやすくなります。ギター買取相場の記事に、大手3社の公表実額をまとめています。
1円でも高くギター売りたいならここがおすすめ!
値段がつかないギターの行き先
最後に、買取で断られた、数百円と言われた、という場合の道も書いておきます。
売却相談の回答にあったとおり、値の付かない初心者用ギターは「ジモティーやフリマで0円〜1,000円ほどで売られています」というのが実際の相場です。ジモティーなら現金手渡しの直接取引に手数料がかからないので、0円でも「取りに来てくれる人に譲る」形で手放せます。粗大ごみに出すと自治体への処分料がかかる(回答にあった例では2,300円ほど)ことを考えれば、誰かに使ってもらえて処分料もかからない選択肢です。
壊れているだけで、モノ自体は高級機という場合は話が別です。修理設備のある専門店なら値が付くことがあるので、諦める前に写真査定だけでも試してみてください。
ギター売却のよくある質問
知恵袋では「ギターを売るならどこがいい」の結論はどうなっていますか?
「楽器の価値が分かる専門店へ」という回答が多数派です。ただしよく読むと、高級機は専門店、12万円くらいまでならメルカリ、という価格帯での使い分けを勧める回答が付いています。グレードを無視した「どこがいい」に答えはない、というのが実際の結論です。
一番高く売れる方法はどれですか?
金額の上限だけならフリマ(メルカリ・ヤフオク)です。ただし手数料10%と送料・梱包材で数千円は引かれ、梱包と購入者対応の手間も乗ります。手取りで数千円差なら買取のほうが早くて確実、という判断も十分成り立ちます。
壊れた・古いギターでも売るならどこがいいですか?
修理設備を持つ楽器専門店です。ネック折れや音の出ないギターでも買取をうたう専門店があります。どんな状態のギターにいくら付いているかは、ギター買取相場の記事で実例を確認してください。
アンプやエフェクターもまとめて売ると査定は上がりますか?
上がる場合があります。楽器の買取屋さんは5点以上のまとめ売りで査定額UPのキャンペーンを掲載しています。単品では値の付きにくい小物も、まとめることで引き取ってもらいやすくなるので、売ると決めたら周辺機器も一緒に査定に出すのがおすすめです。
まとめ|「どこがいい」は、ギターの値段と手間の交換で決まる
要点を整理します。ギターの売り先に1つの正解はなく、グレードで答えが変わります。10万円超の有名ブランドは専門店の複数査定、3〜10万円はフリマと買取の手取り比較、初心者セットは数千円覚悟でジモティーかフリマ。フリマは高く売れますが、手数料と送料と梱包の手間を引いた手取りで比べてください。
覚えておいてほしいことは1つです。「どこがいい」はお店の優劣ではなく、あなたのギターの値段と、かけられる手間の交換条件で決まります。だから他人の正解をそのまま真似る必要はありません。
まずはお手持ちのギターの型番を控えて、写真を2〜3枚撮るところから始めてみてください。それだけで、事前査定もフリマ出品も、どちらの道にも進めます。
エリアから探す
売り先のタイプが決まったら、お住まいの市に実店舗があるかを確かめます。ピアットでは市区ごとに、その市に実店舗があり公式サイトでギター(エレキ・アコースティック・ベース)の買取への対応を確認できた店だけを比較しています。現在は千葉県の10市を公開しています。
市の一覧は千葉県のギター買取からも探せます。出張買取に対応する店は市外へも出張するため、お住まいの市に掲載がない場合は隣接する市のページもご覧ください。
記事中の各社の条件・手数料は、各社が公式サイトで公表している内容を2026年8月19日に確認したものです(キャンペーン・条件は変わることがあります)。
- 島村楽器「楽器買取のご案内」(買取方法4種・査定UP条件・Web/LINE査定): https://www.shimamura.co.jp/used/
- イシバシ楽器「楽器買取」(買取方法・手数料無料・LINE査定): https://www.ishibashi.co.jp/kaitori/
- 楽器高く売れるドットコム(買取方法3種・完全無料): https://www.gakki-takakuureru.com/
- 楽器買取のまねきや(店頭・出張・宅配、LINE査定24時間): https://manekiya.shop/
- 楽器の買取屋さん(出張・宅配・店頭、まとめ売りキャンペーン): https://gakkikaitori.co.jp/
- ハードオフ「オファー買取」ほか: https://www.hardoff.co.jp/sell/
- セカンドストリート公式(セントラルバイヤー紹介・買取不可品目): https://www.2ndstreet.jp/
- 楽器買取専門リコレクションズ「よくある質問」: https://xn--torr3dy20axh7a.jp/faq/
- メルカリ公式(販売手数料10%・ギターの発送方法・たのメル便): https://help.jp.mercari.com/guide/articles/65/ ほか
- Yahoo!オークション公式(落札システム利用料): https://auctions.yahoo.co.jp/guide/guide/fee.html
- ジモティー公式(オンライン決済手数料・直接取引): https://jmty.jp/info/guideline/payment
- インザボックス(ギター用段ボール実勢価格): https://www.in-the-box.jp/product-list/39
- Yahoo!知恵袋の売却相談・報告(個人の投稿であり検証はできません。参照URL一覧は編集部で保管)
本記事は法令原文・公的機関の公表資料・各社の公開情報を確認したうえで、ピアット編集部が作成しています。運営者情報は運営会社ページをご覧ください。
最終更新:2026年8月19日